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表参道で働くシニアのブログ

ただしく報道するのは難しい

「アメリカの国土安全保障省(Department of Homeland Security)」が、IEではなく「別のソフトを使うよう呼びかけた」と報じているところはNHKだけじゃなくて新聞社とかほかにもあるけど、ソースは長谷川さんも書いてるようにUS-CERTのこれのようだ。

Microsoft Internet Explorer Use-After-Free Vulnerability Guidance | US-CERT

CERTの新着情報をあたかも米国政府の声明のように扱うのは誤解をまねくようなきもする。いわゆる「主語が大きすぎる」に類する案件ではないだろうか。

United States Computer Emergency Readiness Team - Wikipedia, the free encyclopedia

そもそも Current Activity | US-CERT を見ると、IEより新しい情報として、その「別のソフト」も脆弱性が報告されてて、別のソフトにしたら安全ってわけでもなさそうなのかおもしろい。

Mozilla Releases Security Updates for Firefox, Thunderbird, and Seamonkey | US-CERT

単に「別のソフト」というより「最新の(脆弱性対応がきちんと取られた)ソフト」をすすめるべきかもしれない。そのうえでIEの最新パッチはWindows Updateでまだ配信されてないし、Windows XP上のIEにいたっては金輪際ずっと「最新」にはならないのだから使わない、という説明のされ方がよいかもしれない。もっとも一般向けの新聞やニュースでそこまで期待できるのかどうかはわからない。

それはそれとして、上記のUS-CERTのほかに米DHSがひょっとして声明を発表してるのかもしれないけど Homeland Security のサイトでは見つけられなかったし、インターネットにニュースを掲載するときは読者が検証できるように、どの「声明」をもとに報道しているのかソースへのリンクがほしいとおもった。