音楽ファンの指向が「蓄積」から「発散」に移ったんじゃないかと考えている。
- 蓄積
- '90年代の音楽ファンのスタイル。CDをたくさん聴いたり(雑多な再発を含む)種々のクラブイベントに出かけたりして、膨大な音楽を自分の中に取り込む気持ちよさ。その反面、ライブに行っても、ライブヴァージョン(XX月XX日XX会館の版)として認識し、他のバージョンとの演奏の違いが気になってしまう。
- 発散
- '00年代式スタイル。ロックフェスなどに出かけてって、お目当てのバンドの演奏/生きざまを生(リアル)で体験/体感する気持ちよさ。「事件は現場で起きているんだ」主義。CD(音盤)はライブの予習復習のためのもの、あるいはファンである証拠としてのグッズの一環であって、それを聴くこと自体の快感は薄い。したがってCDをかけてるだけ(でもないんだけどさ)のロック系クラブイベントへの興味も激薄。
あと単にイベントがつまんねえんだとか代わり映えがしねえとか新鮮味がないとか告知がぜんぜん足んないとかってイベント側の要因もあるので、そういうところは頑張っていきたい。でもウチだけじゃなくって、ロック系のライブ入らない純クラブイベントはどこも苦労してるみたいなんで、そういう傾向とか原因とかあんのかなと考えてみました。
ヒプホプなハコやテクノ方面(トランスとかムンベとかで状況違うだろうけど)ではどうなんだろうか?
ネタ元
ひとの日記に付けたコメントを引き取って引っ張るのもいかがなものかっちゅう気もしないではないですが、向こうで続けるのも迷惑だろうからコッチで。