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表参道で働くシニアのブログ

2/9 米タワーレコード経営破たん、負債総額1億ドルYOMIURI ON-LINE

タワーレコードは米音楽業界の老舗だが、最近はウォルマート・ストアーズなど大手小売業やインターネットを経由した音楽配信会社との競争が激化し、経営不振に陥っていた。

「タワーレコード」を含む日記 [はてなダイアリー] をいくつか見たんだが、原因を音楽配信や「違法P2Pダウンロード」に見る向きが多かったようだ。でも、オレ的には上に引用してある部分のうち大型ディスカウントストアとの価格競争という面がかなり大きいような気がする。

日本では実感できないけど、浜崎やケミストリーの正規盤がダイエーやジャスコといったスーパーで1,980円、ドン・キホーテあたりなら軒並み980円で売ってる光景を想像してみるといい。誰が定価の3,000円で買うか?ということなんだけど、日本のレコード産業は再販制度に守られているのでそうならないのでした(だから日本のタワーは安泰だったりするのだが)。

例外として国内アーチストのアジア各国盤の逆輸入販売があるわけですが、これまたレコード輸入権の導入により(以下、→音楽配信メモ 参照)。

追記 [2004.02.13]

ken-goさん*1の日記で再販制に絡めた話がありました(→a site without a view)。差し控えられてるコメントが読みたいような……。(2/7の日記でレコード輸入権についても)。

*1:フロッグマン/エレキングのなかのひと<http://www.frognation.com/j_s_kengo.html