どこで『だれが「音楽」を殺すのか？』を買えるのか？

mohri2004-09-25

先週末、一瞬ですが「Amazon.co.jp和書トップ100」の26位まで上がり、もう一息で1ページ目に載るってところだったんですが、残念ながらその後は少しずつ順位をさげて50位台まで落ちてました*1。Amazonでご予約／ご購入いただいた方々、ほんとうにありがとうございます。

それにつけても、やはり元もと音楽配信メモという強力なネットコンテンツから生まれた本だけあって、たくさんの日記やブログで（アフリエイト付きで）紹介していただいたおり、そのおかげでAmazonでの購入は順調に延びているもよお。サイトで取り上げていただいたみなさんのおかげです。ありがとうございます。

一方でリアル書店のほうは、やはり「見つからない」という声がチラホラと……。3軒ハシゴしたとか、池袋には売ってなかったとか、パソコン書売り場にあったとか、ちゃんと音楽書売り場にあったとか、タワーレコードに置いてないのはなぜだとか、発売日に入荷してないぜとか……、耳の痛い話ですが、真摯に受け止めたいと思います。実は、発売前からその点をご指摘いただいておりました。

音楽とはほとんど関係無いパソコン書系しかもプロ向けのよりの本が中心の出版社だから書店への営業も一般書や音楽関係担当ではなくパソコン書の担当を通すことになってしまう、おのずと音楽関連書担当には目に付きづらく……
d:id:Kij:20040914

ダイアリーのタイトルからして書店員さんでいらっしゃるようですが、さすがの推察力。ご指摘の通りです。とはいえ、徐々に広く置いていただけるようになっているようです。d:id:nuit:20040922さんよると、新宿ルミネのブックファースト（元ABC）では「新刊・話題の本の棚と音楽新刊平台」に置いてあったとのこと。ご報告ありがとうございます。「話題の新刊」棚にあったというのは嬉しいですね。新宿近辺で探している方はとりあえずルミネへ。ちなみに新宿紀伊国屋は本店・南店ともにPC書コーナーにあるもよお。

とはいえ、ネットで情報を得て、本が出るということを知っている人ですらこのように右往左往させてしまっているのですから、ネットを使ってない音楽ファンには本書に出会う機会すら無いのかもしれないと考えると、かなり寂しくなってきます。いちおう来週には音楽誌や一般週刊誌など50誌以上に書評用献本するよう手配しておりますが、送ったから載せてくれるというものでもなく、はなはだ心もとない状況は続いております。

といっても、ほかに上手いプロモーション方法も思いつかないので、とりあえず来週以降も目に付いた雑誌には次々と献本していくことを考えています。もし、いまここをご覧の方で雑誌編集者や音楽ライターやテレビ・ラジオ番組制作者がいらっしゃるなら、リファとかトラバとかコメントで媒体名などをご連絡くだされば、書評用見本をお送りさせていただきます。または下記リンクから「htnbkグループ管理者に問い合わせ」を使ってメールを送信していただいてもかまいませんです。よろしくお願いします。

http://htnbk.g.hatena.ne.jp/about

というちょっと硬い内容をやわらげるため、写真はたいへんやわらかいところに押し付けられた「音殺」。撮影は『ネットトラヴェラーズ '95』にも執筆されているIT系エロメディアアーティストの安田理央（d:id:rioysd）さん。新刊『日本縦断フーゾクの旅』絶賛発売中です。