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表参道で働くシニアのブログ

はてなは信用を回復できるか?

住所登録とプライバシーポリシーのパブコメが締め切られたので、近日中にはてなの今後の方針が発表されると思うのだが、住所登録で(1)〜(3)のどの選択肢が選ばれたとしてもそれ自体はとくにどれが良いとか悪いとかは無いような気がしている。

それよりも、その方針に沿って集められた個人登録情報が、新プライバシーポリシーに沿ってきちんと運営されていくかどうか? というところに目が集まると思うので、そこの部分をちゃんとアピールできるか(中長期的に)ということがカギではないかと思った。

個人的には11月になって2度ほど近藤さんに会っていて、今回絡みの話もいろいろした。というか、近藤さんはセキュリティコミュニティに足がかりを持たないようだったので、以前仕事でおつきあいのあったid:sonodamさんをご紹介さしあげ、というかまあ軽く呑んだわけなんだけど、次第と仕事モードに入ったようでいつの間にかメールのCcから外されてしまっていた。笑い。

成果物としては、とりあえずプライバシーポリシーのほぼ全面改定という形で現れはじめているもよお。今後のはてなのセキュリティや個人情報保護に関しては、場面場面での対応の是非というだけでなく、ちゃんと背骨にスジの通った対応がされていくのではないかと期待している。まあ、そうでないと今回の「突然の住所登録願い」が迷走したことで失ってしまった信用は回復できないわけだが。

それ以外にはビジネス的な駆け引きや政治的な隠された狙いを云々する声があったけれども、会って話してみた限りでは、そういうものは一切ないような感触がした。というかそもそも近藤さんはそういうことを考えてるタマじゃないんだよなあと。経営者であったりビジネスマンであったりするまえに技術者/エンジニアであって、今回の住所登録問題でいちど言い出したことを撤回してパブコメ募集したことは一貫性の無さとも映るんだけど、むしろ間違ったパッチをコミットしちゃったことに気がついたからバサっとロールバックしてMLで改めて実装方法を議論する、みたいな考え方で行動してるんだと思ったら納得がいく。

まあ、でもそれって経営としてどうよ? ってことだが、個人的には「面白いなあ」と思っている。みんながみんなホリエモンを目指してもしょうがないわけで、ひとつくらいはこういうバリバリの技術者がエンジニア的発想で運営されているサービスがあってもいいんじゃないだろうか。

というようなことをちょっと考えていて、できればもっと説得力を持たせて書きたかったんだけど、いつのまにやらパブコメも締め切られてしまったことだし、ぜんぜんまったくとりあえずなものだがいちおうあげておくことにした。