渋谷マークシティウェスト11階にあるイーマーキュリー本社まで、mixi笠原さんのインタビューにお伺いする。笠原さんにお会いするのは2度目、というか先日のIW2004のJUSのセッションの終了後に「よろしくおねがいします」と挨拶したしだい。
インタビュアーは縁縁の*1猪蔵さん(d:id:inozo:20041208)。逆行で見えにくいが、これはお二人のインタビューの様子。このようにたいへんトレンディな場所でスタイリッシュなお二人の会話が弾んだ。
というわけもなく、これはイメージショットの撮影風景。取材はちゃんと会議室をお借りして行いました。いろいろと面白い話が聞けたので、インタビューページはちょっと増量するということになった。
IW2004のJUSのSNSセッション
ついでに思い出したので書いておく。
SNSというと今はその収益モデルだとかビジネス展開、とくにユーザーの嗜好性をシステム側が的確に把握できる(というかユーザー自らが自分の嗜好に唾を付けて回る場所がSNSだともにいえる)がゆえに、広告や検索への応用戦略が相次いで発表されている昨今。笠原さんやGREE田中さんのセミナーがあると、そういう質問が続出するのだという。
ところIW2004では「さすがはJUS!」というか、ビジネスモデルの「ビ」の字も出やしない。SNSを横断するトランスSNSあるいはメタSNS的な構想についてとか、その場合のSSOは本当に有益なのかとか、blogのTB認証をSNSに投げてFOAFでメタデータを提供するというのはどうかとか、非常にエンジニアタイプであって楽しかった!!!!1111111
まず技術の話をしよう。
その技術がどんなにおもしろいことが出来て、ユーザーはそれで楽しめるのかどうか、って話をしよう。ユーザーが楽しんでもらえれば、ビジネスのことはそのあとで付いてくるんじゃないか、と思う。
笠原さんも、ビジネスモデルよりも先に、そのシステムや技術の社会的な意味について考察してしまう方だと広報の方に伺って、うん、そうだろうなあと思った。
*1:って言い方もどうかと思わないではないが