TeraTermと並ぶWindows用の国産TelnetターミナルソフトのVaraTermが開発元ルートレック・ネットワークスでは販売を終了。ル社の手を離れてオープンソース化されるそうです。
個人的にはmixiのプレミアムサービスよりこっちのほうが驚いた。
http://www.routrek.co.jp/news/archives/2005/01/varaterm.html
現在約30,000人のダウンロードユーザ数を持つ、タブ式ターミナルエミュレータ製品「VaraTerm」(バラターム)のソースコードをオープンソースとすることを発表します。
……また、このコミュニティは元ルートレック・ネットワークスの従業員である岡嶋大介が中心となり運営いたします。
元もと2003年からGuevaraの名前で開発されていたのですが、そのグッドな名前とグッドなアイコン(チェ・ゲバラのあのイラスト!)と、何よりTereTermが当時実現できておらず要望のものすご高かったSSH2接続をサポートしていたことで人気を博し、約1年前の2004年1月からルートレック社からライセンスを販売(1ユーザあたり3,150円)するようになるとともに今の名前に改めた。わけですが機能制限とか無かったのでライセンス買わないで使い続けてたひとも多いのでは?
これで「2005年3月末で販売終了」と言われても、ライセンス買ったひとは(とくに企業などで何十/何百と買ったところとかもしあったら)ちょっと納得しないんじゃないかと思った。まあ、オレはライセンス買わないまま、いまはSSH2対応TeraTermに移っちゃったのですが。
そして何より、2005年4月以降のオープンソース開発体制のリーダーとして岡嶋大介氏の名前が挙がっているのが興味深いです。岡嶋氏はGuevaraのオリジナル開発者だったのですが、VaraTermになる段階でル社を辞められて開発がほかのひとに引き継がれたという経緯があります。その後、この1年間のバージョンアップはあまり進んでなかったような気もするので、開発体制に限界があって、岡嶋さん復活となったのかもしれませんね。まあ、そのへんは外野から勘ぐっても仕方ないので、ここはひとつ
岡嶋さん復活 キタ━━━━(゜∀゜)━━━━!!
と無邪気に今後のバージョンアップに期待を寄せたい! と思った。
追記
岡嶋さんのブログがありました(VaraTerm MLより)
http://okajima.air-nifty.com/b/2005/01/varaterm.html
最近は開発から離れていたがもう一度自分の手の内に引き戻したくなったので交渉の末このような形を実現したのだ。
なるほど〜。がんばってください。