in between days

表参道で働くシニアのブログ

誰もが(性急な)改革を望んでいるわけではない

?の面白いところはとにかく「こう!」と思ったら遮二無二そっちに向けて開発しちゃってとっととリリースしてしまうところである。そのおかげでずいぶん賞賛も浴びているが、それに負けないくらい「やっちゃった」ことも多々あるわけで、またもやhatenadiaryさんのコメント欄が吹き上がっている。finalventさんまで登場されてなかなか多士済々である。

http://d.hatena.ne.jp/hatenadiary/20050214#c

個人的にはこんかいの日記編集画面の修正は「どちらかといえば賛成」的な立ち位置なので問題ないのだが、それにしてもまさか旧来のスタイルをまったく止めてしまうとは思わなかった。相変わらずいつものように?開発陣と一般ユーザーのあいだの温度差を感じさせるいい茹で加減である。

毎度のことだが、改めて考えるに、?は開発は得意だがリリースはヘタだ。

リリースするというのは開発したものをおおっぴらにすればいいというわけではなくって、まあそれでもいいんだという考え方ならそれでもいいんだけど、気が急いているというか、ちょっといったん待って様子を見たり時期を見計らったり決してしないというあたりが、まあ近藤さんのひととなりを知っていれば苦笑ものだが、知らなければ烈火の如しであろう。

誰か、リリースエンジニアリングとかそういう役回りをする係りが必要なんじゃないかなあ、と思った。