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表参道で働くシニアのブログ

ハードコアパンクはニューウェイブがお好き?

NIKEと絶賛ケンカ中の老舗ハードコアパンクレーベル「ディスコード」。その新人バンドが「フレンチトースト」。とは言ってもメンバーは同レーベルの前身バンドで90年初頭から活動してたりするというからホントの新人じゃないんだけど(ディスコードはそういうのが多いらしい)。

In a Cave

In a Cave

このCDのサウンドが面白くて、端的に言うと「ニューウェイブ・リバイバル」。ハードコアレーベルなのにニューウェイブ。同じディスコードから去年出た「Q and not U」の新譜もニューウェイブ・リバイバルだったからレーベルとしてそういう流れなのかもだけど、なんかイメージとのギャップが面白い。

しかもこのレコードは初手から「あーこれってなんかエコ・バニっぽくね?」っつー感じで、ちまたで流行りのニューウェイブとちとズレててなんかポジパン/ゴスっぽい曲があったりするところが面白い。あと「これはソニックユースだなー」とか。エレクトロっぽい曲ももちろんあるけど、全般的にちょい暗め。なんかこれ1枚で、このコンピを圧縮して聴いてるような気分。

Left of the Dial: Dispatches From Eighties

Left of the Dial: Dispatches From Eighties

ひょっとして、ハードコアパンクの人たちって、自分のステージではガンガン速い曲をやっていながら、家に帰ったらスジバン聴いたりバウハウス聴いたりしてたのかなあ。という変な興味が沸いたのでディスコードのコンピも買ってみた。

20 Years of Dischord

20 Years of Dischord

コレオススメ。初期のハードコア一辺倒からストレートエッジ→エモに変化してく流れがオモロイし、やっぱベスト選曲だからみんな曲がいいんだよな。