特徴その8 共感して欲しいだけなのに答えを出そうとする
女の子がなにか相談事っぽいことを持ちかけてきたとき、聞き終わって「それはさー」なんて解決の糸口を見いだそうとして逆に「そんなことじゃなくて!」と怒られたりするのは、別にモヒカン族に限ったはなしでも、女性慣れしていないオタク族でもなく、ごくフツーの日本人男性のごくありきたりの言動ですよ、いやホントに。
むしろ、女の子がただ共感して欲しくて何か話しているときに、ホントにただひたすら「うんうん、わかるわかる、そうだよねー、えらいよー、かなしいねー、よかったよかった」と相づちを打ち続けられる男がいたら、そいつはヤリチンのホスト野郎なので危険が危ないです。肩からセーターでも掛ければいしだ壱成の父親にだってなれるチョイワル男です!と思った。
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ただし、意中の女性に「そんなことじゃなくて!」怒られたとしても、それでもなお平然と
「それではだれもハッピーになれないよ」
と言ってのけることができるなら、そいつは真のモヒカン族だ。