今年見事にAmazonで一位になった『マンガ嫌韓流』の『類似の商品』のなかに面白いのを見つけた。
- アーティスト: オムニバス,川上洋司,松平晃,藤井典明,戸楽会,東京音楽学校,海上自衛隊東京音楽隊,石川高,渥美清,小林英之,倉田高
- 出版社/メーカー: キングレコード
- 発売日: 2005/06/22
- メディア: CD
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終戦60周年記念、信時潔没後40年記念アルバム。
「海ゆかば」は、万葉集の中にある大伴家持の詩「海ゆかば水漬く屍……」に、昭和12年当時東京音楽学校教授の信時潔が曲をつけ大ヒットとなった国民歌謡。
本作はこの曲を多角的に検証した作品だ。
でもソウルフラワーの「海ゆかば……」は入ってないのな。
- アーティスト: ソウル・フラワー・ユニオン
- 出版社/メーカー: キューンミュージック
- 発売日: 2001/12/12
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つか違う曲だからそれ!
海ゆかばの変遷
この歌は本来は「この自分の体など顧みはしないのだ」という断乎たる決意を
強調した歌でした。それが戦後の今日、本来、ラストが「フォルテシモ=うんと力強く」で終わる作品を
ラストを「ピアニシモ=かなり弱く」から「フェードアウト=徐々に消えて行く」
の演奏が一般となっていますが、本来の姿ではありません。大東亜開戦の昭和16年12月8日にも、「海ゆかば」は繰り返し演奏されましたが、
すべて「うんと力強く」でおわる勇壮たる「海ゆかば」でした。(中略)
しかしいわゆる「鎮魂の歌」としても使用されるようになりました。
所見は昭和17年3月6日、海軍省と大本営が対米開戦のときに真珠湾攻撃に参加した
特殊潜航艇の九軍神のことを発表した時に、ラジオはこのニュースとともに
「海ゆかば」の演奏に合わせて、九軍神に対しての黙祷を呼びかけました。そして戦局の悪化により、
「アッツ」「マキン・タラワ」「サイパン」等の玉砕の都度、「海ゆかば」に合わせての
黙祷が恒例となり、「鎮魂歌」としても側面ももつようになってしまいました。
戦意高揚歌から鎮魂歌への変遷が興味深いです。
作曲した信時潔氏についての本も出ています。
- 作者: 新保祐司
- 出版社/メーカー: 構想社
- 発売日: 2005/05/01
- メディア: 単行本
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作詞(?)は大伴家持。出展は万葉集。
- 作者: 中西進
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詠まれたのは天平二十一年(西暦749年)で、家持32歳のときだといいます。
このころは天武系と天智系の政争が……と調べているとキリがないのでリンクでも。
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キングレコードには「すべてシリーズ」ってラインがあるのかな。
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これスゴイ。どれもほしい。つかこれってiTMSでバラで売ってくんないかな。
キングは微妙に右っぽいきもするなw
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これもいいなあ。謎シリーズ
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こっちは「日本クラウン」レコードから。
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おまけ
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