QJ誌の「サンボマスター山口×大瀧詠一」対談がおもしろすぎる件について

■初対談　大瀧詠一×山口隆7時間収録、23,000字濃縮
「君の中に俺があるのなら、それを魂に入れて、俺が唸るようなやつを作ってよ」

クイック・ジャパン - QuickJapan - Quickjapan65号

これほど丁々発止というにふさわしいやりとりもなくって、なんつっても大瀧氏が

大瀧

うーん上手だ。

ってうなっちゃってるんすから！

とにかく大瀧さんのツンデレっぷりがステキすぎるので全員必読。

大瀧さんは音楽界いちのツンデレ大王だと思った。

クイックジャパン (Vol.65)

山口氏の「えらい人が出てきちゃったなあ」とか「とんでもない人がきちゃったよ」という語り口とか、大瀧氏と同じレベルでネタを与太ってるあたり、なんとなく落語っぽいというか、志ん生とか好きなんじゃねえかとおもうんだけどどうなんだろう。

古今亭志ん生 名演大全集 1 火焔太鼓/黄金餅/後生うなぎ/どどいつ、小唄

トライアングル・ラブレター

対談を読んでて、なんつーか大瀧さんは山口氏と調子が合いそうだからいますぐに「ナイアガラト・ライアングル３」を作るべきだと思った。まあ今からかかってもリリースされるのは来年だろうけど。

Niagara Triangle Vol.1 30th Anniversary Edition

で、トライアングルにはあとひとり必要なんだけど、だれがいいでしょうね。小沢健二とかおもしろいと思うんだけど、大瀧さんは歌が下手なひとは嫌いそうだからなあ。いないかな「平成の杉真理」みたいなひと。

NIAGARA TRIANGLE Vol.2 20th Anniversary Edition

徹底特集 サンボマスター

ほかの記事では山口 隆・選「洋楽アルバム130」ってのがすごかった。これを片手に高校生がオーネット・コールマンのＣＤ買いに行ったりするのかと思うとなかなかに趣深い。

なによりいちばん最近のバンドがダイナソーJRというのはどうなのかと。90年代後半以降の10年間が空白になっちゃってる。さらにダイナソーJRで１枚というのにわざわざ“Without a Sound”っていうひとにはなかなかおめにかかれないとおもった。

Without a Sound

ということで新譜かってくるかな。

僕と君の全てをロックンロールと呼べ

大瀧氏によると代わりにこっちでもいいらしい。

HAWKS!ALIVE!AT THE GATE/ジェリコの戦い+2

ガチョーン。