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表参道で働くシニアのブログ

はてなと京都と笹野みちる

先日の「はてなが京都に戻る?」ってエントリはなんか予想外にウケが良かったみたいであっという間に200に迫るブクマ数を集めて、このダイアリーとしては2年前の「近藤淳也インタビューを順にまとめてみた」に次ぐ人気エントリになっちゃんですが、なんかあれですね。もうどんだけはてなとjkondoが好きなんや?ダイアリーですかここは><

そんななかで高橋さんが嬉しいことを書いてくれたので反応してみる

京都出身で「東京少年」を経由して「京都町内会バンド」になった笹野みちるにかけてるんでしょうか。
http://d.hatena.ne.jp/takahashim/20080216#p2

ええ、もうその通りです。京都に戻ってボチボチやってるひと代表ってことでリンク貼ってみたんですけど、はてなには京都町内会バンドっぽいまったりな活動ペースじゃなくて、もっとガンガン攻めてって欲しいですが、というか笹野さんもなんか今年はガンガン攻めるみたいなことをブログに書いてはったりしますけど。

http://sasanomichiru.net/article/81145675.html

でも笹野さんって東京少年と京都町内会バンドの間に3年くらいソロ活動をしてたですけどね。

笹野みちるソロについて

ということで強引に笹野ソロネタにもってきましたが、笹野みちるはソロキャリア中にレズビアンをカミングアウトしたので、そっちのほうの報道でよく知られてて、あまり音楽的キャリアには(らんま1/2のエンディングとかタイアップも多かった)東京少年に比べても語られない感じもしますが、個人的にはけっこう好きです。

東京少年もソロもそれぞれオリジナルアルバムは4枚出てますが、「ゆびきりげんまん」というなかなかに素晴らしい選曲のベスト盤が出てる東京少年に対して、ソロキャリアはまとまってないんですよね。代表作はたぶんカミングアウトに合わせてリリースされた「GIRL MEETS GIRLl」ってことになるんでしょうね。

GIRL MEETS GIRL

GIRL MEETS GIRL

先輩シンガー〈種ともこ〉への恋愛とも尊敬ともつかない心情を歌った「Miss T.への手紙」なんかはセンチメンタルを投げっぱなしにしてる感じがグッときますし、最終曲「てのひら」の希望とも絶望ともつかないところを暗く呟くようにただよってる感じは笹野みちる独特の彼女にしか出せない真骨頂だと個人的にはおもうんですけど。

まあそんなこんなでこのエントリでは最終的に何を書きたいかと言うと、実は昔にCDを全部リップしたときにベスト盤がないなら自分で作ればええやんとおもって私家版のベスト盤をCD-Rに焼いたのが出て来たので、その曲目リストを載せてみたかったんです。すんません。こんなんです。割と地味目な曲が好きなのでかなり地味な選曲ですがタイトルはかなり気に入ってます。

笹野みちるソロベスト1993〜1996
僕らが次に出会うのは海

  1. 愛に迷ってる人へ (4th)
  2. Life is a merry-go-round (2nd)
  3. Waiting for the moon (1st)
  4. 桜並木の川岸で (2nd)
  5. Miss T. への手紙 (3rd)
  6. チキンスープ (2nd)
  7. 幸せをたべて (1st)
  8. 君が好き (4th)
  9. My Dear (1st)
  10. いっしょに泣いたらだめなのに (2nd)
  11. しょうもない女にだけはなりたくないって誓った (3rd)
  12. イノセンス (4th)
  13. Showerを浴びたら (3rd)
  14. たまには会おうよ (4th)
  15. てのひら (3rd)
  16. Holy Night (1st)

で、まあ上では3rdの「GIRL MEETS GIRLl」が代表作って書きましたけど、一般的にはポップな2nd「僕と君の合図」が聞きやすくて良いとおもいます。「チキンスープ」とかマジ名曲だと思う。

THREE CHEERS FOR OUR SIDE

THREE CHEERS FOR OUR SIDE