音楽についての本を2冊読んだ。対照的な内容で、一冊は「言葉」について、もうひとつは「音」そのものについて。
音楽とことば
音楽とことば あの人はどうやって歌詞を書いているのか (P‐Vine Books)
- 作者: 青木優,小野田雄,瀧見憲司,恒遠聖文,永堀アツオ,浜田淳,望月哲,江森丈晃
- 出版社/メーカー: スペースシャワーネットワーク
- 発売日: 2009/03/02
- メディア: 単行本
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個人的には小山田圭吾がフリッパーズギターの歌詞について(つまり小沢健二について!)コメントしているのが興味深かったけど、それを除いても小山田インタビューはすごく面白くて、一見すると歌詞にこだわりがあると思えないコーネリアスの音楽における歌詞の重要性がしっかり語られている。一方で、一見して歌詞にこだわりがありまくるように思える曽我部恵一がやっぱり歌詞へのこだわりまくりを語っている。この二者がシンガーを兼ねたソングライターの両極のように思え、そして決してシンガーではないシンガーソングライターである小西康陽氏の醒めた熱情がすごくひっかかる。ピチカートを聴き直してみようとおもった。
MUSICS / 大友良英
- 作者: 大友良英
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2008/06/27
- メディア: 単行本
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