文化の日なので美術館に行ってきた。家を出るのが夕方になったけど森美術館は22時までやってるので安心。ゆっくり周れた。夜までいた。途中で気持ちのいいソファみたいなのがあったので疲れたら横になれて便利な展示だった。
村上隆の五百羅漢図展 ::: 2015年10月31日(土) ― 2016年3月6日(日) ::: 森美術館
写真を撮ってSNSでシェアするのOKってなってたからインスタグラムにいくつも上げたし、こうしてブログ書くのも便利。
最初の部屋にどデカい金色の彫刻があって、宇宙の産声というらしいけど双頭のスッポンに蓮座が据えられててその上で村上隆キャラが「アキラくん」みたいに増殖してる。全体像がまったくわからなくてかっこいい。ピカピカ光るので周囲の絵とかも移り込む。
五百羅漢のなかで気になった羅漢さんの写真を撮った。
石森キャラっぽい羅漢。全体的には手塚もしくは赤塚っぽさもあった。
日本の戦後漫画オタク文化と中世の奇想の日本画がスーパーフラットなグリッチで出会う。
五百羅漢図は25メートルが4枚あって全体を眺めるだけで疲れる。全体を見るとこんなんになる。大きすぎる。
500人も羅漢がいたら1人平均15秒で見たとしても125分ということは2時間かかる。足が疲れてお腹がすいてきたのでよくわからないままで出てしまった。森美術館は回廊型になってるので体調がいいときに来てぐるぐる周り続けたい。輪廻。
ドクロにいいかんじにライトが映り込んでて、パッと見でそういう照明かとおもった
何よりびっくりしたのが、これ
誰か買ってた……! 4つともだった。どういう人が所有してるんだろう? やっぱドバイの富豪だろうか。
元ネタになったうち伊藤若冲「象と鯨図屏風」曾我蕭白「雲龍図」あたりは見たことあったので納得感あっておもしろかった。
さらに狩野一信の五百羅漢も年明けから増上寺で公開される。見たい。
- 作者:辻 惟雄
- 発売日: 2004/09/09
- メディア: 文庫