in between days

表参道で働くシニアのブログ

4年前、2013年5月に huffingtonpost.jp がローンチしたときにFacebookにこう書いてた。

ハフィントンすごいなー。ファーストビューに記事が1本。しかも広告すらファーストビューにない! 横線が合ってなくてスクロールしたときの目線が泳ぎまくる。USサイトもそうだったんだけど、これ日本語でやられるとインパクトあるわー。

はてなブックマークの現行デザインがぜんぜんかわいく見える。でも、意外とレイアウト面での不評を目にしない気がするのはなんなんだろう? はてブとかcakesとか、ボックス型に記事がレイアウトされてると、すぐ「ピンタレストピンタレスト」って揶揄されるんだけど、ハフィントンに向かって「またピンタレストのパクリか!」って言ってるひと見かけない気がする。

重要なのは記事だけでなく、そこから巻き起こるコメント欄での議論ってことなんだと考えると、Slashdotやらredditやらの米国版ニュー速みたいな掲示板文化の系譜ってとらえることもできそう。

そういえばヤフコメが最近ちょっと話題になってた。

コメント欄にはびこる嫌韓・嫌中 ヤフー・ニュース分析:朝日新聞デジタル
http://www.asahi.com/articles/ASK4W63LTK4WUTIL060.html

朝日の記事だからか左右の対立構造でとらえられがちだけど、実際のところフェイスブックがフェイクニュースへの対応を迫られ、検索結果にバイラルメディアを表示するグーグルが非難されるというように、プラットフォーム事業者であってもコンテンツによって評価されるようになってきた世界的な潮流のなか、ヘイトスピーチとみなされかねないコメントを日本有数のプラットフォーム事業者がどうしていくのかはウェブ事業者みんな興味あるんじゃないかな。

この記事のコメント欄がとにかく酷い。ヤフーのニュース担当者に「この状況下でコメント欄続ける意図、メリットは何ですか?」と聞いても「何とかできると思ってます」の一点張りだしとっととコメント欄無くしちまえよとしか思えない。不作為の悪だね。https://t.co/1KQm9CU86V

https://twitter.com/tsuda/status/860456323871367168

と津田さんはいうけれど、コメント欄を存続させたまま、健全と思える状況をいかにテクノロジーで維持できるか? という挑戦をしてほしいとおもわないではない。