国立九州国立博物館からの太宰府天満宮。JR太宰府駅はビックリするくらい寂れててびっくりしたし、太宰府行きのバスは1時間に一本しかも遠回りで、博物館前で降りたけど、おばあちゃんの田舎に遊びに来た体のドラマかゲームの夏休みみたいな場所に降ろされて、坂を登って博物館についたら閉館30分前で、ほんとにギリギリで入館できた(エスカレーターが止まってたのを動かしてもらった)。駆け足だったので慌ただしいばかりだったけど、土偶がよかった。いまの自分のなかにあるのかないのかわからない、へんなところに連れていかれるような気分になる造形だった。
天満宮にお参りをして、梅が枝餅を食べ歩きしながら西鉄で博多まで戻ってくると、予約した最終新幹線まで30分を切ってるかんじになり、コインロッカーに預けた荷物を取り出したりしているうちにお土産を買う十分な時間もなく、慌ただしく新幹線に駆け込んで、ひと息ついたらもう岡山で、ホッとしていると新神戸、大阪、京都、名古屋で、この分だとシュッと東京につけるかなとおもったら、静岡を通過するのがほんとに長くて、まさか博多から新幹線を乗り通してきても静岡にこれほど退屈するとはびっくりだった。
朝はうどんを食べた。前日と同じ博多駅地下街の店で、前日は冷やしだったので、今日はふつうに温かいごぼ天うどんを頼んだら、これがそうか! というほんとにやわいうどんが出てきて、はしで持ち上げようとすると切れちゃうし、ウワサには聞いていたがこれかなるほどというかんじだった。美味かったので問題はない。この店、近くにほしいなあ。それから取材をこなして冒頭に。