in between days

表参道で働くシニアのブログ

プーシキン美術館展──旅するフランス風景画|東京都美術館
http://www.tobikan.jp/exhibition/2018_pushkin.html
http://pushkin2018.jp/

ロシアに詳しいことを買われて声優の上坂すみれが音声ガイドのロシア事情担当(作品紹介は水谷豊)だったんだけど、一聴してすぐ「ああ、声優喋りだなあ」とおもって、おもったのはいいけど、いったいどこがどういう抑揚があると「声優だな」って感じるんだろう? 語尾かな?

作品はバルビゾン派から印象歯のあたりがやはり強い。クロード・モネ「草上の昼食」が見どころ。いかにもルノワールらしいルノワールもそっとあった。ピエール・カリエ=ベルーズ「パリのピガール広場」ほかパリの風景。「サン=ラザール駅」っていうと写真のカルティエ=ブレッソンを思い出す。フォービズムの起点となったアンドレ・ドラン「港に並ぶヨット」など。もう十分に見たなあとおもったころにゴーギャンとルソーが1点ずつあるのは、急に世界が変わったようでキモチがついていかなかった。