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表参道で働くシニアのブログ

正月なので「バッドアート美術館展」に行ってきた

なぜかというと、ほかに元旦からやってる(予約不要な)展示がなかったからです。2日からならいくつかある。でも消去法的な選択にしては楽しい展示だった。正月からいいものを見た。

バッドアート美術館についてはウィキペディアがやたらと詳しい。2015年に一度話題になったことがあるようだ。

バッドアート美術館 - Wikipedia

公式サイトは Museum Of Bad Art – art too bad to be ignored にあり、なんと日本で代理店がついていて、それで今回の展示が実現しているようだ。これからビジネス展開もあるのだろうか?

バッドアート美術館 MOBA | 称賛すべきバッドアート・コレクション

「バッドアート」という語感から悪趣味な芸術という印象があるのだけれど、趣味が良いとか悪いとかそういう問題ではない。いちばん気に入ったのがこの「ケンタウロスとバイカー」という作品で、ミュージアムショップで売ってたポストカードも買った。

これなんかはちょっとヘタウマな風味もあるけれど、そういう「一見すると下手だけどイラストレーションとしてちゃんと構成されている」ところはなくて、単に下手。下手だけど味わいと魅力がある。難しい。構想と技術の圧倒的なミスマッチというか、目標を定め損なってどこかで制作の階段を踏み外しちゃったような絵が並んでいる。

これだけの作品が集まっていれば、ひょっとするとここから第2のアンリ・ルソーが生まれたりして……とか考えながら作品を見ていたら、この「パブロ・プレスリー」を描いたボニー・ダリー(Bonnie Daly)さんはバッドアートで知られて仕事が来るようになった、という解説が書いてあって「マジか」となった。

ということで2019年もよろしくお願いいたします。

Museum of Bad Art Art Too Bad to Be Ignored 2019 Calendar

Museum of Bad Art Art Too Bad to Be Ignored 2019 Calendar