2月早々に京都で観光の時間が1日とれた。冬の京都は寒いので人が少なくて(ほかの季節よりは)いいんだけど、靴を脱いで寺社仏閣とか日本建築にあがって回っていると、とにかく足元が寒い。
- Kyoto Art for Tomorrow 2019
- 昼食
- 智積院 非公開文化財特別公開(京の冬の旅)
- 草間彌生 永遠の南瓜展 フォーエバー美術館
- 中国近代絵画の巨匠 斉白石 / 京都国立博物館
- 京都らしい夕食
Kyoto Art for Tomorrow 2019
京都文化博物館での特別展。シン・ゴジラの幼生のような波濤図がよかった。
特別出品されていた藤浩志《Happy Paradies(ハッピーパラダイズ)》が、旧日本銀行京都支店の建物をそのまま生かしたスペースで雰囲気があった。
全体的にすごく色が鮮やか。キッチュなプラスチック製品なんだけれど、ひょっとすると既成の色が決まっていて、中間色があまりないのだろうか。色合いがすごく揃って見える。
ちびまる子ちゃんの使われ方が衝撃的だった。
智積院 非公開文化財特別公開(京の冬の旅)
長谷川等伯の国宝が見たくて智積院の宝物館を初めて参拝。
http://www.chisan.or.jp/sanpai/houmotsu/
京都市の「冬の旅」のキャンペーンで特別公開の宸殿(しんでん)に堂本印象の襖絵「婦女喫茶図」「松桜柳の図」が見れる。ミッドセンチュリー日本画。
https://www.kyokanko.or.jp/huyu2018/huyutabi18_01.html#04
隣の部屋で地味にふつうの蛍光灯のもとに出てた長谷川等伯「十六羅漢図屏風」が楽しげで、すごくよかった。
草間彌生 永遠の南瓜展 フォーエバー美術館
公式サイトによると「日本の伝統文化の殿堂として知られる祇園甲部歌舞練場内の、大正2年に建てられた伝統的日本建築の有形文化財の八坂倶楽部を、現代美術館として運営」てなことで、面白そうなので行ってきた。
秋田市の医療法人が運営する美術館で、もともと先代が残した美術コレクションにいまひとつまとまりがなかったので、跡を継いで90年代に草間彌生らの作家に絞ってコレクションを構築したとのこと。
正面ではなく裏路地から入ったため、視界が開けていきなりこの光景が飛び込んできたから思わず笑ってしまった。
日本庭園も見れるし、完全に日本建築。
この美術館は期間限定で、賃貸契約が切れるこの2月末までとのこと。
そのあとこの黄色い南瓜はもともとあった秋田市の病院の屋上に戻るらしい。
中国近代絵画の巨匠 斉白石 / 京都国立博物館
もう日が暮れたけれど、せっかく夜間開館しているので京博に。
▼ 日中平和友好条約締結40周年記念 特別企画中国近代絵画の巨匠 斉白石 | 京都国立博物館 | Kyoto National Museum
この展示は東博でも少し見たけれど、よくわからなかった。あらためてたくさん見てもやっぱりわからなくて、わからないなーと思いながら閉館まで見てた。
京都らしい夕食
京都駅まで戻ってきて、新幹線まで時間があったので高倉跨線橋まで歩き、こちらは京都にしてはあっさりとしたラーメンになります。
京都のひと、すき焼きか、スープの粘度が高いラーメンを好んで食べるというイメージで、だいたい味が濃い。