in between days

表参道で働くシニアのブログ

a suicidal act / LO-LITE

元「Cokehead Hipsters」、band apartの「ASIAN GOTHIC LABEL」からのリリース、プロデュースが吉村秀樹(bloodthirsty butchers)、ときて悪かろうはずがない、LO-LITEの4作目。といっても前作まで未聴なのでバンドのサウンド遍歴的にどうかということはわかんないけど、とにかくこの作品は良い! ハードコアを通過した人が鳴らす現在進行形的なサウンドだと思った。

a suicidal act

a suicidal act

スタイルでいうなら「ニューウェイブ・リバイバル」というか、硬質なギターが牽引するファンク×パンクな音に、印象的な歌詞が乗っかる。サウンドに乗っけたときの面白さを優先したような歌詞なのでかなり抽象的なんだけど、妙な具合に頭に引っかかる。

any time 方向を無くし
暗い表情浮かべて 灯り消す

anytime 心隠し
明るい表情浮かべて 自分消す

という対句の歌い出しとか秀逸(#7)。8曲目「たまに気晴らし」の

事実現状はあいまいで
七転八倒してる最中なんだ!

っていうフレーズは、ぜんぜんタイプ違うけどなぜか岡村靖幸を彷彿とした。10月のレコ発が予定重なって行けないのが残念。いつかライブ行くぞ。旧譜も買わないと。

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