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表参道で働くシニアのブログ

ぼくが考えた宇宙世紀の新製品 - 某社は時代を100歩先取り篇

宇宙世紀で最も大きな企業グループといえば、モビルスーツなど最先端軍事技術産業を独占する国際コングロマリットである「アナハイム・エレクトロニクス社」グループですが、その子会社でニュータイプ型冷蔵庫「冷え式」(モビルスーツのコックピット技術を転用した扉密閉システムが売りで、宇宙空間でも冷気漏れしないロケーションフリー技術と、ビールを思い浮かべるだけでドアが適度に開閉するサイコミュ機能で大人気)など、宇宙世紀の白物家電市場で極めつけに「我が道を行く」的な製品ラインナップを展開することで知られる「アナハイム電器産業」がこの秋に発売した新製品音楽プレイヤーが大人気だそうです。音楽ジャーナリストのツ・ダイス氏に製品をレビューしていただきました。

最新ハロ型音楽プレイヤーに対抗製品はない
丸っこい形状は一見すると音楽プレイヤーらしくはないが、Bluetooth5の超高速無線接続ユニットを内蔵するなど転用された技術はかなり高い。音楽に合わせて発光しながら胴体の両側のフタをバタバタと開いたり閉じたりするさまがかわいいと女子校生にも大人気である。もともとは軍事用犬型偵察ロボットの技術をスピンオフした愛玩用ペットロボットのチームによる製品だけあって、コロコロと動き回るところに最大の独自製があり、自走型音楽プレイヤーというまったく新しい商品ジャンルを開拓した。
同時期に発表された競合製品が改良型タッチパネルによるインターフェイスなど旧来技術の踏襲に終わったのに比べ、インターフェイスすら排したその設計思想は極めて斬新かつ先鋭である。決定的打撃を受けた競合他社に如何ほどの技術が残っていようとそれは既に形骸である。敢えて言おうカスである!
なお、ニュータイプ用機種では、ユーザーの脳波などを自動検知して心身の状態に合わせた音楽を最適な音響設定で再生する健康管理機能などのオプションを有している。足はついていない。

これは買いですね!