in between days

表参道で働くシニアのブログ

高橋尚子を見たよ!

今日は休日だけど仕事があったので昼過ぎに会社まで出かけて、いわゆる休出というやつですが、最寄り駅が地下鉄の四谷三丁目駅で四谷消防署の交差点に出口があるわけですが、改札を出て出口の階段を上ってたら交差点のほうを向いてひとが群がってて、テレビ撮影みたいな大きなマイクを掲げたひとがいたからなんかドラマの撮影でもやってるのかと勘違いしましたが、階段を上りきってみたら新宿通りは交通規制がひかれてて驚いた。

というか東京国際女子マラソンだったわけですが、いきなり目の前を大きなデジタル時計を乗せた車が通り過ぎていってまた驚いた。ひょっとしてこれは先導というやつですか? と考える間もなく先頭集団が交差点を曲がって駆け抜けていった。実にすごいタイミングだった。まるでオレが地下鉄から出てくるのを見計らったかのようだった。

そしてそのなかに高橋尚子さんがいましたよ! 当たり前ですが。

生で見れたので得した気持ちになった。よく覚えてないけど。

ぜんぜんその気がないのに駅の階段を上りきったところでいきなり出会い頭に出くわしたという偶然もここまでくれば必然かと思えるようなタイミングですが必然性はなくってほんとにただの偶然ですが、シチュエーション的にいうと、はてなポイントが急に100ポイントくらい見知らぬだれかさんから送信されてきたみたいな思いがけぬ嬉しさがあった。ニマニマした。

ドコモのこととか

そのあと仕事の合間に2ちゃんの実況スレでチェック入れてたわけですが、やたらとCMの悪口をみんな書いててやれ長いだのやれ多いだの挙句は「CMの合間にマラソンをやってる」とまで言われてだので、それはドコモのCMなのですが、なんのさわぎかと思ったらCMが連続ドラマ仕立てになってたのな。

ドコモのCM | 企業情報 | NTTドコモ

白い不思議な空間を舞台にお義母さんとお嫁さん二人のある日のユーモアあふれるやりとりを、東京国際女子マラソンとドコモの様々な商品やサービスとともに描いています。

でも世間のみんなさんはQちゃんの復活に大注目なので正直のところCMやってるあいだに誰かが一気にスパートかけるんじゃないかと気が気じゃなくってできればCMのないNHKが中継してくれれば良かったのに! とマジ思ってるに違いないから、凝った割には効果があるのか謎だと思った。

それでせっかくなので2時間後にまた復路の40キロ地点に出かけて、今度はスパート後の独走するQちゃんを見ました。一日に二回も見れてよかったー。というか遅ればせながら高橋尚子さん優勝おめでとうございます。

というか優勝したとはいえタイム的に微妙じゃないですか?

オレにそんなこと言われたくないわけですけども。

あと余談とかリンクとかいっぱい

ところで女子マラソンといえば、一回でいいから、高橋と渋井と野口が三人ガチで走ってくれないものでしょうか。すごい見たい。たぶんみんな見たい。どのくらいのみんなか知らないけど。

この表よく見ると、女子の日本人で野口渋井高橋の19分台トリオに次ぐ第四位の記録保持者が千葉ちゃんなのには驚いた。アニメ声なのに!

声は関係ありません。

五番目が坂本直子で六位は山口衛里っていうことは、天満屋マジすごいな。

というか山口さん引退してたのな。知らなかった。

その山口さんも7位に入って、高橋さんがもう大感動の優勝を見せ付けた(あのトラックに入ってからのシモンの追い上げだけでご飯三杯はいける)シドニーオリンピックを、熾烈を極めた選考レースからを追った雑誌「ナンバー」の記事を再構成したこの本は何回も読み直してますが、何回読んでもオモロイ。

シドニーへ―彼女たちの42・195km

シドニーへ―彼女たちの42・195km

山口と弘山が22分台を叩き出して後がなくなった高橋が名古屋国際をどう走ったか、とか。シドニーの大舞台で給水所でボトルを取った山口が、取れなかった高橋に渡して、さらに高橋が市橋に渡すという見てるだけだと感動的な給水リレーがあったわけですが、実際のレース上ではとんだ駆け引きがあったとか。いや、いま参考にちょっと取り出してきたらつい読みふけってしまった。

シドニーはあの競技場に広がった青空がなんとも開放的で良かったんだよなあ。両手を挙げてゴールインした高橋が、八分遅れでゴールに入ってきたシモンを見て、どちらからともなく歩み寄って、抱き合うシーン。もう完璧。

DVD出せばいいのに