冬休みに入って読み返すにはいい機会なので、震災復興におけるOSS利用のレポートをまとめてみた。
3.11の震災以降にITProに掲載された日本のオープンガバメント(+オープンデータ)関連記事のちょっとしたまとめ - in between days
実のところこれは、ITProで高橋信頼さんが書いた記事からピックアップしたものだ。
IT系の記者・ライターと呼ばれるひとかなり多いとおもうけど、OSC(オープンソースカンファレンス)をガッツリ取材したり、震災復興のハッカソンがあるからって仙台や遠野まで足を運ぶ人あまりいなくて、高橋さんは日本で一番だったとおもう。
僕も一時期フリーランスでライターやってたので何か取材に行くたびに何度もお見かけした。でも、しっかりと話しをしたことは、なかったかもしれない。趣味とか、大学どこだったとか、そういった身近なことはよく知らなかった。
高橋さんはまだ50前だったけど、先日亡くなられて、今日葬儀だった。京浜東北線でスマホみてたら「サザンがかかってる」って書いてる知り合いがいた。遅刻して斎場についたら、なるほどサザンがかかっていた。
ラチエン通りのシスター、わすれじのレイド・バック、ひょうたんからこま、Ya Ya、シャララ……『バラッド '77〜'82』っぽい選曲。サザンのナンバーワンのアルバムだ。そして「よがり声」って歌詞が小さく流れてる葬儀というのは世の中にあまりないようにおもうけど、それが本当に冬のよく晴れた斎場の空気にマッチしていた。
高橋さんのことを何か書きたかったんだけど、ぜんぜん書けるようなエピソードなかった。よく取材現場で見かけていて、仕上がった記事を見てさすがだなあと感心してばかりというだけだ。ただ、これはきっと高橋さんがちゃんとした記事にするだろうと安心できてたところがポッカリなくなってしまった。ほんとに残念。
【追記】関連記事
この記事で書くべきだったことはだいたい吉岡さんが書かれていた。そのほか関連記事をいくつか。
2013-12-28 高橋信頼さんの逝去を悼む - 未来のいつか/hyoshiokの日記
高橋 信頼さんの死を悼む──「戦友」として - windhole publishing
関連ツイート
高橋信頼さんの記事で一番心に響いたのはこの記事かもしれない。広く読まれて欲しい / ““21世紀のプログラムを作る君たち”に伝えたかったこと:ITpro” http://t.co/UIaiyYiksU
— masayoshi takahashi (@takahashim) 2013, 12月 28
高橋信頼氏の代表作の1つ。踏み込んだ内容でありながら客観性を損なわず、それでいて高橋氏の心のうちが見え隠れする。8年近く前の記事だが現在読んでも価値は全く損なわれていない 記者の眼 - 教訓はなぜ生かされなかったのか:ITpro http://t.co/Sh3ahfioP2
— 徳丸 浩 (@ockeghem) 2013, 12月 27
- アーティスト:サザンオールスターズ
- 発売日: 1998/06/25
- メディア: CD