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表参道で働くシニアのブログ

ガラケーという言葉について

ふだんまったくドラマとか映画とか見ないので俳優さんのお名前を存じ上げないんだけれど、ふとついてたテレビのインタビュー番組でイケメンの男優さんが「ガラケー」って言ってたので「おっ?」っとおもった。

ガラケー」ってネットスラング的なものだとおもってんだけど、もはや普通にテレビで俳優さんが口にしてるし、それは笑福亭鶴瓶がホストだったんだけど、ITとかガジェットとかみるからに興味のなさそうな鶴瓶師匠に今やちゃんと通じてるんだからスゴい。

自分がはじめて「ガラケー」って言葉を聞いたのは第1回Twitter研究会の懇親会だったから3年前になるけど、そのころ使ってたauのW51Hをイジってたらほかの参加者の方に「お、ガラケーですか」って言われて、「はあ?」とか曖昧に返事してたら何人にも「ガラケーですかー」って言われるので「なんだろう?」とおもってて帰りの電車でようやく「ガラパゴスケータイって言われてたのか!」と気がついて呆然としたのでそれ以来しばらくアイフォーンを見かけると「お、文化ケータイですね? 文化ですねー(文化住宅的な意味で)」というようにしてた。

多くのひとがフィーチャーフォンを使っていれば携帯電話といえば二つ折りパカパカのことで、スマートフォンのほうを「スマホ」と特別扱いすればよかったわけで、逆に「ガラケー」って言われ始めたっていうことはスマートフォンがふつうで「スマートじゃない携帯電話」のほうが特別扱いになってきたから指し示す用語が必要になっているということで、2009年のTwitterのユーザーがスマホを使ってのと同じくらいにいまはふつうの人がスマホを使ってるってことなんだろう。

ガラパゴス携帯電話」って言葉をはじめてネットで使ったのは中島聡さんだったようにおもうんだけど、違うかもしれない。ブログ検索したら「[Life is beautiful: 「官僚たちの夏」と「ガラパゴス携帯」と」ってエントリーが初出っぽかったけど、ここではわりともう周知な言葉として使われてる感じもある。

あとは海部美知さんのダイアリーでよく見かけたおぼえがあるんだけど「パラダイス鎖国」と記憶がごっちゃになってるところもある。ダイアリー見てみたら「ガラパゴス携帯」って言葉も使ってたけど自分が言い出したんじゃないって書いてた。

みたいなことをFacebookで書いてたら、最近は「マダガラ女子」(まだガラケー女子)っていう言葉があって、ケータイのショップに行くとガラケーからスマホへの乗り換えを勧められるらしいし、実際にガラケーなんて一時期のちょうトガッたデザインの見る影もなくて、全部がシニア向けらくらくフォンみたいにシンプルだとおもってたら、いまやらくらくフォンすらスマホの時代になってた。

らくらくスマートフォン | 製品 | NTTドコモ

そんなこんなでこのエントリにまとめとかとくにないんだけど、Wikipediaの「ガラパゴス化」の項目には

総務省が2006年10月より開催したICT国際競争力懇談会および、そのWG(ワーキング・グループ)では、携帯電話のガラパゴス化についての議論が行われ、(ry)既に関係者間では広く知られる語となっていた。

その後、2007年12月の、野村総合研究所2015年プロジェクトチームのコメントや著作『2015年の日本 -新たな「開国」の時代へ-』でも述べられ、より一般に広まった。

ガラパゴス化 - Wikipedia

とあって、意外と歴史が古いことがわかったけど、ここで考えないといけないのは、日本でiPhoneが発売されたのは2008年のことであって、この議論やプロジェトの時点では、日本の携帯電話はなぜ海外シェアを取れないか? ということが課題だったわけだけど、いまや海外シェアどころじゃなくて日本国内でも「女性の8割は“マダガラ女子” -- 71%が「スマホデビューは iPhone で」と回答 - インターネットコム」っていう状況らしいので、諸行無常感が高まった。

あとそのインタビュー番組では、ドラマの共演仲間で連絡先(メアド)を教えあおうって話になってパカパカのガラケー出そうとしたら仲里依紗が「てゆかLINEでよくね?」っつーてスマホ連中がみんなLINEでつながっててボッチになったという感涙エピソードだったんだけど、とりまLINEスゲーっておもった。