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in between days

表参道で働くシニアのブログ

最近のウェブのニュースやまとめでよく見かける「○○が発売」という見出しの主格の助詞「が」になんかモヤモヤするものがある

なにがモヤモヤするかというと、この「○○」には(発売元になる主体ではなくて)発売される製品名が入るパターンなんだが、製品名「○○」のあとに「発売」とくるなら「発売される」と受動態になるはずだけど、助動詞「される」を省略してしまうと能動態「発売する」の省略と区別できなくなる。むしろ、能動態「する」を省略した形で「○○発売」という見出しを立てるもんなんじゃないか(あと「○○が発売」とするパターンもあるか)とおもうんだけど、このところネットを見てると「○○発売」と書いてすましているのをけっこう見かけてて、それでモヤっとする。

これってひょっとして、そもそも「される」を省略してるんではなくって、口語でもう一般的になってきた「〈製品名〉が売ってる」のさらに進化系で「〈製品名〉が発売する」という表現にまったく違和感がなくなってるだけなのかもしれない。実際にネットを検索すると「〈新作ゲーム名〉が発売したわけだが」というまとめブログのタイトル(ということは2chのスレタイかな)が見つかったりして、口語ベースでは違和感なくなってることがうかがい知れる。もっともこれを書いてるボク自身は「〈新作ゲーム名〉が発売した」には違和感ありまくりなので、感覚の変化が起きているのかもしれない。

https://www.google.co.jp/search?q=が発売

といったことを考えてて、とりあえず「○○が売ってる」には参考になるサイトがいくつかあったなあ、とおもったので探してみた(というメモ書きがこの記事の主旨なのです)。

Life is beautiful: 日本語の進化について、一つの実験をしてみる
Life is beautiful: 日本語うんちく:「そこのコンビニでおでんが売っている」
「○○が売っている。」は、正しい日本語ですか? | 国語のQ&A【OKWave】
「イチゴが売っている」という表現 又平恵美子 - 『筑波日本語研究』第六号 要旨
「○○が売っている」という日本語 - Cat’s purr -note-

話は戻るけど、従来ならニュースっぽい記事のタイトルっていうのは、専門職が前例を踏み外さない保守的なかんじで付けていくものなので、こういった口語ベースの表現がとつぜん登場するっていうのは、よっぽど狙ってやってるか、素人なのか、あるいはボクがおっさん過ぎて現場の変化についていけてないのかもしれない。