http://www.nikkansports.com/ns/entertainment/p-et-tp0-050715-0012.html
落語家の快楽亭ブラック(53)が立川談志(69)の立川流から除名されたことが14日、分かった。約2000万円の借金を抱え、6月には妻と離婚し、都内の自宅を出た。
一瞬「うわっ!」ときたが、こまかくいうと「落語立川流」から「脱会」ということで「破門」じゃないらしいので、同じ芸名で落語会などには出演できるもよお。
昨日の夕刊フジにはインタビューも載ってたらしい。
「基本的に私は落語会には呼ばれません。原稿執筆などで生活していたのが、バブル崩壊とともに打ち切られて…」
そうなのかあ。面白いんだけどなあ。って一回見たことがあるだけだけど、あれは面白かった。面白かったというよりとんでもなかった。急進的な民営化政策によって「皇室」が民営化され、宮内庁はそのマネージメント企業となり多大な収益を上げる。しかし株主対策を怠ったため信濃町方面のとある学会によって株を買い占められ、株主総会の決議により皇室が総辞職。その学会の名誉会長が新天皇に就任。という場面設定の元で語られる三河島を舞台とした前皇室長女の甘く儚い恋物語。ステキだったなあ。スゴイものを見たよ。
つかまあ落語会には呼ばれないなそれは。
てゆかねえ、キワモノだと思ってたけどちゃんと古典も喋れるし(↑の噺のあと道具屋に流れた、まあかなり脚色してあったけど)、なにより意外なことに相当に上手い。これでツブれてしまうのは惜しい。いま落語ブームだとか言われてるけど、ホントに聞かれるべきはこういうひとの噺だと思うんだけどな。
それにしても家元のコメントがフルってる。
で当方は面白いけど何ィするか判らないので出入り止めにした。
ハハハ
助けたってまたやるはづだし、やらないと己の人生、過去が無意味になるし・・・。
常日頃から「タバコを止めるヤツは意志が弱いヤツだ」と放言してはばからない家元らしい人生観だ。
- 作者: 快楽亭ブラック
- 出版社/メーカー: イーハトーヴ出版
- 発売日: 1999/03
- メディア: 単行本
- クリック: 6回
- この商品を含むブログ (7件) を見る
- 作者: 立川談志,落語立川流一門
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2003/12/19
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 4人 クリック: 37回
- この商品を含むブログ (21件) を見る
- 作者: 快楽亭ブラック,伊藤秀雄
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2005/05
- メディア: 文庫
- クリック: 1回
- この商品を含むブログ (7件) を見る
そういえばいぜん破門された前座のうちキウイとかは戻ってきてたんですよね。ちょっと前に知った。