in between days

表参道で働くシニアのブログ

あなたの水島作品ベスト3はなに?

ところで、水島新司先生の作品から3本選べって言われたら何だと思う?
一般的には

  • ドカベン

を別格にして、あとはアニメ化された全盛期作品の

  • 男どアホウ甲子園
  • 野球狂の詩
  • 球道くん(これはアニメ化はされてなかったと思うけど)
  • 一球さん

あたりから選ぶってことになると思うんだけど、オレはここで

  • 光の小次郎
  • 極道くん
  • ストッパー

をウラベスト3として推しておきたい!

とくに12球団全部の全選手を妄想し切った「光の小次郎」は世界観の完成度の高さという意味でスゴイ。自作の「球道くん」を自らパロディにしてそれでいて独特の世界を作ってしまう「極道くん」は主人公のツラのマズさという点でも突出している。「ストッパー」は水島先生の外連味が余すところなく出てる、つか外連味だけで出来てるといっても過言ではないような作品。

それでもドカベンの1年の春は別格

オレにとって、ドカベンのピークは1年の春。土門が初登場する県大会も、柔道ライバルが揃って再登場する地方大会も盛り上がるのだが、なんといっても甲子園。信濃川も中もなかなかすごい戦いを見せてくれるが、やはり決勝。土佐丸戦!

犬神の手が伸びる!!

ここで明訓ナインのトラウマが総動員されるんだよな。中学時代の里中。山田の小さいころの事故。岩鬼の幼少エピソードと岩鬼建設の倒産。そして天才ピアニスト殿馬の秘められた過去。すべてがすごかった。ひとつの試合に盛り込まれたエピソードが半端じゃない。水島新司の神がかり的なすごさがあったよ。

コミックも厚い。