in between days

表参道で働くシニアのブログ

今週の後半は「タイトルのPR表記」のはなし一色だったきがする。

そもそもいまは媒体自体がスポンサード(オウンドメディア)といった場合も増えていたり、企業のキャンペーンに一般のブロガーさんが参加して、その参加してくれた記事に企業が誘導をかけるといった事例も登場しているなか、なにがなにをもって「広告記事」とするか? という定義付けが揺らいでいるきがしているのが難しい。

しかも、だいたいのリンクはプレビュー付きになり、本文の冒頭やアイキャッチ画像が見えてることも多くて「飛ばないとわからない」かどうかどうかも揺らいでいるなかで、タイトルについて論じることには一抹の時代錯誤感がある。すべてがタイトルだけのテキストリンクで、企業がWebコンテンツにお金を払うにはいわゆる「記事広告」しかなかった当時の議論をずっとそのまま引っ張ってきているというか。現在は考えないといけないことは、すでにそこから導かれるところにはあまりなさそう。

もし、表記が重要なのであれば、掲載するプラットフォーム側で処理できるよう、お金が支払われて書かれた記事かどうかを「meta name=sponsored」みたいなメタタグを入れて、その記事の制作をスポンサードしている企業の情報が乗っているというのはどうだろうか。記事中にアフィリエイトリンクがある場合にも記載してほしいし、アフィリエイトが多すぎる記事かどうかを判断できるようにもなっていてほしい。どこかのニュースを元ネタにした二次情報の記事であればその旨も入れてほしい。それが読者が記事を読む上で有益な情報になるのであれば、検索エンジンなどの機会で用意に処理できる情報として掲載されているほうがよい。

そういえばこういう記事もあった。

ネタ投稿が「ロンダリング」される瞬間 フジ、東スポ…相次ぐ誤報 - withnews(ウィズニュース)
http://withnews.jp/article/f0170608003qq000000000000000W03610701qq000015313A