in between days

表参道で働くシニアのブログ

イラク便り 絶筆

奥克彦参事官遺稿「イラク便り」最後の原稿の外務省ホームページ掲載について [外務省 プレスリリース]

足利銀行は国有化されるわ(→nikkansports)偵察衛星の打ち上げは失敗するわ(→nikkansports)Winnyで初の逮捕者は出るわ(→まとめ)ひと月分の暗いニュースが暴発したかのような先週末でしたが、イラクで日本人外交官が殺害された事件(→nikkansports)にはやはり驚かされました。

見出しにも揚げた故奥克彦在英国大使館参事官(45)によるイラク便り(→外務省>省員近思録)はこの事件ではじめて知って読んだのですが、このような現地から国民への直接の報告を7ヶ月で70通も絶えることなく発信されるような方だったというだけで、惜しい方を亡くしたという感を強くします。とくに8月24日付け記事(→クリスの遺志)には切なくなります。我々は奥参事官の意志を継ぐべきなのでしょうか? それとも手を引くべきなのでしょうか?

早大ラグビー部OB 奥参事官イラクで殺害 [nikkansports.com]
この記事中のアルティメット・クラッシュという言葉*1これを見て引けますかという発言。そして前記8/24付けイラク便り中のMy Japanese friend, go straight ahead!という意志。ひとを惹きつけるような力強さを持った方だったと思われ。ご冥福をお祈りいたします。

翌日には同じ幹線道路で韓国の民間人も襲撃されて死傷しています(→nikkansports)。ここはやはり戦地ですね。

*1:格闘好きだったのでしょうか?