in between days

表参道で働くシニアのブログ

2/14 スポーツTOP > スポーツニュースへ">自転車の元王者パンタニ、34歳で急死 [nikkansports.com]

mohri2004-02-16


1998年にイタリア人選手として33年ぶりにツール・ド・フランスを制覇。しかし1999年にドーピング(薬物使用)疑惑が発覚してからは、何度も資格停止処分を受けていた。

ロイター電では写真(→2003年5月のジロ・デ・イタリアに出場したパンターニ)とともに、次のように伝えています(原文→Yahoo! News - Magistrate Thinks Pantani Suicide Unlikely)。

パンターニは、剃りあげた頭に派手な色のバンダナがトレードマークで「海賊」の異名をとった。1998年には4大ツールのジロ・デ・イタリアとツール・ド・フランスの2大会を制した。

自転車ロードレースへの情熱の違いからか、国内のニュースサイトではそれほど大きな扱いになっていませんが、Yahoo! Italiaではトップページから直リンが張られる大騒ぎに。自転車ページも「Pantani」の見出しだらけになってます(→Yahoo! Sport - Ciclismo*1。USのYahoo! Newsでも「Marco Pantani」で検索すると、上のロイター電ほか各社写真付き訃報が多数見られます(一例としてAP電→Yahoo! News - Italian Cyclist Marco Pantani Dies at 34)。

一方、国内ではニュースサイトの扱いは大きくありませんが*2Jardin du Vent(風の庭)という自転車ロードレース観戦とニュースの個人サイトが、継続的に関連ニュースを更新しています(→海外ロードレース NEWS at Naco's)。このページを読むと、事故死か自殺かはまだ結論が出ていないようです。

nasubi: 伝説となった“マルコ・パンターニ”へ
大手ニュースサイトの無関心に日本でロードバイクの話題は一般の方にはまだまだ無関心なことなんだなあと嘆かれていますが、ここからコメントやトラックバックを辿れる方々のページはいずれも熱く、または暖かく、日ごろ自転車に乗らないにもかかわらずちょっとホロっとしてしまいました。
自転車と酸素とドーピング [スポーツ観戦者の有意義な日々]
1999年のドーピング騒動に関連した科学的視点多めのコラム
自転車的一言 第一回「マルコパンターニという男」
2000年段階のコラム。復活をいのるひと。
“帰っておいでよパンターニ”(ツール2001、ラルプデュエズの翌日の記事から) [Naco's :自転車ロードレース ニュース・スクラップ]
先ほどのサイトJardin du Ventから、2001年フランスの新聞「ル・フィガロ」紙の記事の和訳。復活をいのるひと。
がんばれ、マルコ!! Forza Marco!! 〜ある自転車選手の話〜 [フランコさんのイタリア通信@ほぼ日]
2003年、上のロイター電の写真のレース後のコラム。悲しみと、そしてやはりささやかであっても復帰をいのるひと。

リンクを辿っているうちに、多くのファンにとても愛された人であったということがわかってきました。34歳は若すぎます。ご冥福をお祈りいたします。

*1:何が書いてあるかは読めませんが……

*2:というかネットでの扱いは小さすぎと思えてきた