Facebookのインターフェイスが使いにくい、わかりにくい、という議論があって、ぼくも最初はかなり戸惑った。そのときの経験を活かしてFAQなんか書いたりしたけど、実は大切なのはそういう個別の「なんのリンクをクリックしたらどこに遷移する」みたいなものではないようにおもう
いまのFacebookは(意図したものか、これからもずっとそうなのかわかんないけど)、かなり根源的なところで、いままで慣れ親しんできたコミュニティサイト、たとえばmixiあたりとはぜんぜん違った造りになっているようなところがある。一般的なサイトナビゲーションの常識が通じてない感じがする。
じゃあユーザーはどうすればいいか? そのコツをぼくなりに箇条書きにしてみた
- とにかくトップ(ニュースフィードの新着情報)だけ見てろ
- 現在地を気にするな。ロゴをクリックすればトップに戻る
- 画面の変化(赤い数字、せりあがってくるもの、マウスオーバーの表示)に注意しろ
- 見えてないものがどこにあるかなんか考えるな
- 友達でもアプリでもファンページでもなんでもとにかく探してるときは「検索」を使え
つまり、なにかの導線だとか画面遷移の階層とかサイトマップといった概念は、少なくともいまのFacebookにはあまり必要ではない。見えている画面のなかで何か出来るかを認識すること、インターフェイスに対してどういった気の配り方をするかということ。かっこつけて一言で言うならこういうことだ
Don't think! Feeeel!
参考
- facebookで身動きが取れない人にどうしても言いたいこと:UI編 - [mi]みたいもん!
- Facebookをはじめたばかりのひとがまず戸惑いそうなことをFAQっぽくまとめてみた - night and sundial diary
- 日本でFacebookの普及を妨げているのは、実名主義ではない、かもしれない - night and sundial diary
- Facebookのなにがすごいかを「G P S」からかんがえる(位置情報じゃないよ) - night and sundial diary
- 結実としてのmixiと起点としてのFacebook - Togetter
P.S. Facebookのノートに書いてたものですが、読み返したら意外とまとまってる感があったので転載しました
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