in between days

表参道で働くシニアのブログ

フェイスブックの「過去のこの日」で

象徴天皇の「象徴」はシンボルの訳語らしいけど、今はむしろアイドル(偶像)なんかもなー

と書いてたのが出てきて、いまの陛下が全国を回って象徴の務めのために国民と触れ合ってきた行為をすべて「握手会」的な接触イベントとして捉えなおすと、いまや天皇制をめぐってはサヨクとウヨクではなく、アンチとオタしかいないのではないか。

よくいまはウヨクが反天皇でサヨクが親天皇で逆になってるというけど、そうじゃなくてウヨクは古参で、サヨクは新規の陛下オタなだけ。

「天皇は祈っているだけでよい」なんて発言する有識者は「ぼくがかんがえたさいきょうのてんのうへいか」みたいな妄想をこじらせすぎた我がもの顔の古参オタ、いまの政権は「こっちはお金はらってるんだからサービスしてくれないと困るなあ」なんつってる勘違いした太客(予算持ってるからね)。

ついこの前まで天皇制は廃止すべきなんていってたサヨクも、陛下のほうからイベントを開催してくれたり、お気持ちを語ったりしてくれるのですっかりころっと優しい新規のオタに転んでしまった。そんなかんじ。

皇室:有識者会議での「祈るだけでよい」 陛下、公務否定に衝撃 「一代限り」に不満 - 毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20170521/ddm/001/040/176000c

このニュースも「私たちの意思が曲げられるとはおもいませんでした……(泣いてる絵文字)!」って公式お気持ちブログに書いてあるって想像するとかなりシックリくる。

結論:陛下はブログやるべき

ちなみに指摘される前にいっておくと「かわいい天皇」という構図は、物語消費論で大塚英志が言及してたはず。