in between days

表参道で働くシニアのブログ

今朝見た夢

人が見た夢の話ほどつまらないものはないというけれど、ふだん起きたらほぼ忘れているか、覚えててもまったく脈絡わからないのだが、珍しくスジがあったので書き残しておこうかと思った。そういうことで、他人が読んでもおそろしくつまらないので、念のため。

どうやら就職活動中らしく、わりとのどかな風景のところを一棟のビルに向かって歩いている。その前に複雑な近代都市的なところを歩いていた記憶もあるけれど、夢にありがちな雑な舞台転換があったようだ。
一人の若者と出会い、もちろん黒のスーツを着用していている。
どうやら、若者と同じ会社に向かっているらしい。
こんなおっさんに話しかけるとは、ずいぶん自由闊達な若者であるが、あらためて考えると、同じ目的で向かっているなら自分も新卒者のはずであるが、そのあたりはあやふやなままだ。
なぜか会社名まで明確で、RICHOだった。
それも会話で「リコー」と言ったのではく、例の「RICHO」というロゴが浮かんで以心伝心という映像作品らしいビジュアリズムで便利だった。
ビルの近くまで行くと若者の仲間が数人いて、まだ時間があるから食事をしようということになる。それほど背の高くないビルで、レストランフロアは4階というのでいったんそのフロアまで行く。若者たちはグルメサイトで高評価のピザ屋に行きたかったようで、その店だけ1つ上の階だとわかる。ここらだ何やらピザについて軽口を叩きあったのだがディティールは忘れてしまった。あるいは軽口を叩きあったという概念だけがあったのかもしれない。
エレベーターをおりて店の看板か張り紙かに従って左に折れると非常階段的なところから外に出ることになる。ちょっとした屋上庭園で、右手にスロープが下っていて、その先に目的のお店のロゴの扉がある。
1フロア分のスロープを下りた先には赤いお店の扉とL字型をなした右手に非常階段的な出口もある。これなら4階だったじゃんとか笑いあっていると、お店の人にここは事務所で店舗は上だと伝えられる。
なるほどと笑いながらあらためてスロープをのぼると屋上庭園らしきところが実は広いテントを張ったようなレストランで、なかなか雰囲気がよい。
席に付き、ちゃんとした格好の店員に食べ放題だと説明される。適度なひと口大にカットされたピザで、これならたくさん食べられて便利ですすね。
というところで目が覚めた。

それにしても新卒の4人組にまじって自分ひとり別口の中途だったのか、それとも留年かなにかで年かさだったか、第二新卒かもしれない。これでRICHOに転職でもしたら予知夢ということになっておもしろいのだが、RICHOが編集者をキャリア採用することはなさそうだ。

こうやって書き出してみるとけっこうな分量になったけれど、場面とイメージがパッと切り替わっていくのでほんの瞬時の出来事だったのだろう。一人で追いかけられたり変な目にあうのではなく、その場で知り合ったとはいえ仲間的な人物と楽しく笑いあう夢というものはあまり見ないので印象が強かったのだなということも、書いてみて気づいた。

夢十夜

夢十夜