in between days

表参道で働くシニアのブログ

去年(2018年)見たオザケンのライブの感想

フェイスブックに書いたのが「過去のこの日」であがってきたので貼っとく。

オザケンのライブ、ふたりのビッグショーみたいなかんじ

【追記】以下、ネタバレな感想があります。

味があるけれど表現力に乏しい男性ボーカリストのコンサートで、味はあるけれど表現力がそう豊かでもない元女性アイドルがサポートで歌うというのはなかなかおもしろい

めちゃめちゃ完成度の高い演奏とかなり上手な奏者を集めて(ホーンがかなりすごいとおもった)、それでこの歌というのは、いったいなんなのかと不思議になるが、ずっと好きで聞いているので別にそういうものとして聞いているけれど、冷静に考えてなんなんだろう? というかんじはある

後半のメドレーの後半、かなりBPMを上げてきてて「130グルーブ(だっけ?)」といってたアレはどこに行った? というかんじで、音量と音圧と速さがないとダンス音楽とみなされない最近のフェス音楽をバカテクすご腕人力バンドかつストリングスで再現するみたいになってるのはすごいとはおもったけど、これでいいのかというかんじである

そのほかいろいろ演出あって、それがすべて「上質なエンターテイメントショー」という枠組みの中にあって、フュージョンっぽい大人っぽさとか、演者二人の絡みももちろん、そういったものすべてをひっくるめて「ふたりのビッグショー」っぽかった

で、そうじゃなくて人力ブレイクビーツ楽曲として「あらし」がとてもよかった。この日のライブでいちばん好きだったかも。エクレクティックよい

という感想を書くと楽しくなかったのかと思われるかもしれなけれど、チケット代(1万円ほど)分はふつうに楽しかったです。

Eclectic

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