閉店によって棚からガシガシ本が抜かれて文字通り「本が無い」状態になっちゃった青山ブックセンターであるが、それ以前にあそこには「本が無かった」(使えなかった)という指摘がチラホラ。
青山ブックセンターの本店がちょうど環境/エコ系のコーナーを大幅に拡張したので、「こりゃあ渡りに舟ですよ」だなんて思い、ワクワクしながら足を運んだものの、その品揃えそのものが本当に大したことなくてかなりヘコんだ。
はつ恋
「目利きの棚」みたいに装ってはいたけれど、単に“偏向”しているだけでどのジャンルも薄かった。朝日新聞の記事に「おしゃれ」がどうとかあったが、おしゃれというより「サブカル」だろあれ。
id:ykurihara:20040717#1089990213
つまり「こけおどし」という指摘、ってことなんかな、と思った。確かに人文社会学系の本を探しに行くってことは無かったなあ。
ABCはデカイ「アート系書店」だと思ってたんで、変なミニコミとか変なマンガとかコジャレ系もしくはサブカルな雑誌とかそういうんをチェックしてるのが楽しかったなあ。ウチの本でも、デザイナ向けのMac系の本はかなり売れたもより。あとmotion diveの本を実は出してて、これはIT/PC専門書店数あれどABCがメインで、それなりに売れてたみたい。
motion dive .tokyo the handbook
- 作者: デジタルステージ
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六本木店だと写真集とか洋雑誌のイメージが強いな。六本木に多い外人向けに洋雑誌をたくさん並べてた店っていうのがそもそもABCのイメージのような気がする。新宿店になると完全に「サブカル書店」ってイメージなのかな……。
え? 新宿店は今日(17日)も遣ってるんですか?
id:manpukuya:20040716#abc2
うーむ、行ってみるべきか……。