in between days

表参道で働くシニアのブログ

紙がウェブより優れている点

mohri2004-12-11


このエントリは、歴史教科書やmixi本には直接は関係ない。

先日、社内で徹夜しながら語り合った話である。いまやGoogleをちょっと検索すればそのまま現場で流用できるような優秀なサンプルや事例もいろんと落ちており、ブログやニュースサイトで新しい情報や新鮮な考察、思いも寄らないものの考え方/見方がどんどんと毎日毎日何千何万とリアルタイムに更新され増え続けている。

そんな中で、紙媒体はウェブ媒体に勝る点があるのか? 有用性はまだあるのか? ということが議論されがちであるが、オレ自身は「コンテンツ的にはほぼまったく無い/というか負けかも?」と思っている。

じゃあ、紙媒体は不要なのか? というとそうでもない。なんでオレたちは紙がすきなのかと、どうしていろいろと読み続け買い続け、部屋中雑誌だらけになっているのかと、考えるにつけ、紙の優位性がわかってきた。つまり

  1. 紙はディスプレイより解像度が高い
  2. 紙はCSSやHTMLより自由にレイアウトできる
  3. それらがユーザー環境の影響を受けない。

ということを右上に掲載した瀕死の某誌による起死回生の大特集によって改めて思い知らされ、あらためて自らに銘じながら編集職に携わっていきたいと決意する深夜四時である。こういうことはあまり日の明るいうちには考えない。