in between days

表参道で働くシニアのブログ

はてなアイディアの「はてな以外」は新しい可能性を秘めている

なんか土日にはてなから離れてるうちにはてなアイディアが壊れてて驚いた。

  1. gooのトップページはデフォルトで辞書検索にするべきだと思う。
  2. そうだ、はてなアイデアにはてなとは関係ないアイデアも登録できるカテゴリーを作ったら面白そう。
  3. はてなアイデアに「はてな以外」カテゴリーを追加しました
  4. gooのトップページはデフォルトで辞書検索にして欲しい
  5. 京都にシリコンバレーを作る

なんて楽しそうなんだ!(おもに近藤さんが)

でもこれでいいのかな…

「はてな以外」は新サービスにすべき

この「はてな以外」カテゴリーは「思いついたからすぐ実装しました。おもしろいでしょ?」で終わりになるようなネタじゃないと思うんだよな。

ってアイディアが出てるけど、これは単に「はてな以外」が邪魔だっていうだけでなく、「ひょっとしたら化けるんじゃね、この思いつき?」みたいな思いがきっとある、どんなんこんなんでくじけそうでもしんじることさ(ry

っていう前例もかつてありますが、はてなアイディアの枠組みを「はてな以外」に利用したサービスっていうのを考えるといろいろ面白い。すでに 2005-08-12 の段階で

ってアイディアが出されてて、実はもう「検討中」になってる。どうせやるならここまでやってほしい。ちゃちゃっと「はてなアイディア」で願望を呟けるようになりました、みたいなしょぼい実装じゃなくって、はてなには常に斜め上行くようなデカイサービスを立ち上げてほしいのです。

この「はてなブックメーカー」のいいところは、ちゃんと出したアイディア(かけ)がクローズされるだろうという期待が持てることです。アイディアを登録したひとが胴元になって、自分の責任で「実装済み」をクローズすればいい。そのあたりは人力検索のアンケートと同じ考え方になるのかな。

はてなアイディア + 人力検索アンケート → はてなブックメーカー

これよくない?

どうせならクラウドソーシングとか?

それですね。もっと思うのは、京都をシリコンバレーにしたいってはてなアイディアで呟いたって、それで実際に京都のシリコンバレー化が一歩前進するわけじゃないですよね。ただ願望を口にしてみんなのポイントを集めてるだけで、1000ポイント溜まったら実現に向けて交渉を始めるというわけでもない。だったらもうぜんぜん既存の「たのみこむ」とか「復刊ドッドコム」に負けちゃってる。はてなアイディア「はてな以外」は言ってるだけですが、「たのみこむ」とか「復刊ドットコム」はちゃんとモノづくりに動いてるんですから。

じゃあ、はてなアイディアでも1000ポイント溜まったら交渉を開始するか? っていうとそんな二番煎じ三番煎じをはてながやったってしょうがないわけで、やっぱ他人がまだ手を出してないフロンティアに踏み込んでってこそはてなでしょう。ということで、いまだに世界的にも成功した前例がない、というかAmazonですら「Mechanical Trunk」で失敗こいたと目されるクラウドソーシング事業に乗り出して見るってのはどうだろう?

出されたアイディアに対して自分が提供できる技術や労力を付加したうえでポイントを載せていき、上場したらプロジェクトとして立ち上げて実現に向けて知恵を絞って汗を流す。「京都をシリコンバレーに」というアイディアに対して、どういうクラウドソーシングが可能なのかまったく先が見えませんが、ひょっとしたら「土地を提供します」という大地主が現れるかもしれない(現れません)。ということで試してみる価値は大いにあるぞ、はてなアイディアへの集合知の導入。ウホッ! ウェブ2.0!!