瀬田貞二
瀬田貞二著『絵本論 (福音館の単行本)』を今まで何回かにわたって紹介してきましたが、今回は最後に、瀬田先生がこの本で紹介している日本人作家についてまとめてみました。といっても現在の私たちが思い描くようないわゆる「絵本作家」は登場しません。主に…
瀬田貞二『絵本論 (福音館の単行本)』でオススメされている絵本をまとめてきましたが、ここで番外編として、ここまでにピックアップした(そして入れたかったけど扱えなかった)絵本を年代順に並べてみました。
少し間が開いてしまいましたが『絵本論』で取り上げられている絵本のまとめを続けます。今回の題材は『絵本論』の後半分を占める「十二人の絵本作家たち」です。これは、雑誌「月刊絵本」創刊号(1973年5月)から13号(1974年6月)までの連載をまとめたもの…
『絵本論』の1-3節は一冊の絵本あるいはひとりの絵本作家を各項ごとに取り上げて詳しく解説しています。その中で海外絵本の古典といえるものをリストアップしました。絵本の素晴らしさを紹介する瀬田先生の文章の力強さとあふれる愛情に圧倒され、そのせいか…
『絵本論』の「1-1 絵本に出会う」と「1-2 絵と物語」ではエッセイの内容に合わせて絵本がちょこちょこ登場するというかんじで、なかなか腰を据えて論じられているものは多くありません。ここではそのなかでも、挿絵や口絵で紹介されているものを中心にピッ…
『指輪物語』や『ナルニア国』の翻訳で知られる瀬田貞二さんに『絵本論』(ASIN:4834004112)というハードカバーで550ページ以上ある大著があります。大著過ぎるのですが、運良く近所の図書館にあったので借りて、2度も返却延長してようやく読み終えまし…