さきほどワケあって国立オリンピック記念青少年総合センターというところに行ってきたんですが、アレですね、なんで参宮橋の駅降りて踏み切り渡って右折れたあたりに中華系な店がぞろっと軒を並べてるんすかね。いずれも美味しそうで客が入ってたのにも驚きました。あんな高速ランプ前の殺風景な通りで。
というわけでそのワケのほうなんですが、遅れてったので楽天田中さんとオライリー渡里さんのハナシしか聴けなかったのですが、楽天の方がずっとブログのことばっか話されていたのが面白かったです。やっぱ業界的にコンテンツをXMLで吐いて共通なAPIで交換してるブログの仕組みってすんごい魅力的なんだろうなあ、という気がしました。しかしアレですぜ楽天広場のいろんなWeb日記がRSS吐くような事態になったらそれはそれで素晴らしいというか凄まじいというかアレだ。何だ?
それにしてもたかがWeb日記にXMLというこの一件オーバースペックにも見える組合せこそが実はブログの革新性なのかなとちと思う。Web技術もいろいろあるけど、そんな新しい概念なんてのは本職のデザイナとかWeb構築屋にはとても重要なことだけど、フツーのWeb作ってるひとにはやっぱカンケー無いよーって感じだし、あまり興味ないし、やっぱ「XMLってナニ?」なわけだが、ブログなんてMT入れた瞬間にRSSでXMLなシンジケーションバリバリだったりする。で、それが無駄に入ってるんじゃなくって、blogrollingとかいろんな面白いことに実用されてて、おーこりゃ役に立つねえって実感できる。そう、ブログのエライところは市井*1の人々に「XMLってオモロイ、んで役に立つ」と実感させたところにあるのかもしれない。
もうひとつそういうことがあるとするなら、それは「スタイルシート」バリバリなところ。というか「コンテンツとデザインの分離」という今までCSS屋がいくら口を酸っぱくして言ったところでやっぱフツーの「10日でHTMLおぼえました」みたいなひとは「IEで見えやすいから」ってんで「タイトル」をfontタグで書いたりするわけなんだけど、ブログツール入れた瞬間にもう「ちょっと見出しの感じを変えたいからスタイルシートいじんなきゃ」なワケである。んでもってそこら辺からかっちょいいスタイルシートをパクってくればもう自分のサイトもかっちょよくなるし楽々だしスマートだしスカしてるしマブいしナウなヤングの仲間入りなわけ。そう、ブログのエライところは市井*2の人々に「スタイルシートってオモロイ、んで役に立つ」と実感させたところにあるのかもしんまい。