in between days

表参道で働くシニアのブログ

はてなダイアラーが選ぶはてなダイアリー百選

これは、もちろん『はてなの本』のコンテンツの1つとして企画しているので、はてなのことをよく知らないひとに「はてなにはこんな面白いダイアリーがあるんだよ」ってことを教えてあげるのが一番の目的=企画意図です。よくある「インターネットの入門書」*1には「オススメホームページ」の紹介ページがあったりしたものだけど、それのダイアリー版というのを単純に考えてるわけです。

どうして「はてなダイアリークラブ」化したいのか?

ただの「はてなダイアリー百選」だったらまとめて何人かライターを頼んだ方が早そうなんだけど、そうじゃなくって「はてなダイアラーが選ぶ」と付いてるのが、昨日も書いてたけど、今回の企画の肝だと思ってます。そのあたりをちょっと箇条書きで挙げてってみたい。

  • 単純にいろんな人のオススメダイアリーが知りたい。あのダイアリーの人はこのダイアリーを注目してるのかあってわかるだけでも面白い。
  • マンネリが避けられる。いろんな人が書くから文体や選択理由も多岐に渡って飽きない。逆に言うと質にバラつきがあるってことなんだけど、それは本に載せる段階でちゃんと取捨したり編集したりしなきゃなあと思うところ。
  • はてなダイアリーにおける「コミュニケーションの面白さ」をうたった本なのだから、自分自身で「こんな風に面白いんだよ」って例をひとつ作り出しちゃうってのが有限実行的で面白い試みなんじゃないかと。まあ、コケたら目も当てられないわけだが……。
  • 最後に、けっこうコレは重要じゃないかと思うんだけど、最初から「本に載せるので」と断って「はてなダイアリークラブ」を立ち上げる、という前例を作ることで、これからもまた続いて出てくるであろう「はてなダイアリークラブを本にしたい」というアイディアの実験として、今後の参考になることもあるんじゃないかな。先鞭をつけた「はてなダイアリーが選ぶ名盤百選」の書籍化は悲しいかな立ち消え気味になってしまってるけど、ここで実例を一個つくることで、またそういう企画が盛り上がってきたり先が見えてきたりして、また運営サイドにもノウハウとして何か蓄積できるといいな。

つまり、書いたダイアラーにも、読むダイアラーにも、それ以外の「ダイアリークラブ」をやっているダイアラーにも、はてな運営側にも、本を企画した出版社にも、そして本を買ってくれる読者にも、みんなに少しずつでも何かいいことがあるような、そういう企画にしたいというのが希望です。仮に多少は失敗があったとしても、何かしら今後の「はてな」の発展に付与できれば企画した甲斐があったというものです。

果たしてそう上手くいくかどうか。こうして能書きを並べていても仕方ないので、週末に向けて実際にダイアリークラブを立ち上げて動いてみたいと思ってます。さて、どうなりますか……*2

*1:最近はあまりモロそういうのは見かけないけど

*2:ちょとコワイ、ドキドキ