in between days

表参道で働くシニアのブログ

「美味しそうだなあ」と思う幸せ

今日、よく晴れてて気持ちが良かったので、会社を休んだ*1

昼間、近くの商店街、正確にいうと隣駅に用事があって、近所ではあるけど普段降り慣れない町を歩いていたら町の洋菓子店があって、すごくフツーのいちごのショートケーキがショーウィンドウ越しに見えて「わあ美味しそうだなあ」と瞬間的に思ったんだけど、まあこういうのは得てして実際に買って食べてみても見たときほどではない、というか「美味しいなあ」という満足を得るのは「美味しそうだなあ」という満足を得ることよりも難しいことが多く、というかこんな秋晴れの日に町をぶらぶら歩きながらケーキ屋の店先で「ああ、美味しそうだ」と思って、実際に店に入って財布を開けば買うことはできるんだけど、まあ買わないでおく、みたいな状況って、たぶん人が感じることができる最高の贅沢なんではないかと思った。

*1:いちおう書いておきますが、ここだけはフィクションなんであって、たまたま用事があって有給を使ったら秋晴れでラッキーみたいな