曾我蕭白「群仙図屏風」を見てきた！最高！！

東京国立博物館で今日までやってた特別展「対決−巨匠たちの日本美術」の展示品リストを見てたら曾我蕭白の「群仙図屏風」があって、見たことないんで時間があったら行きたかったんだけど今日まで用事があったので無理ぽと諦めてたらなんか休日は18時までやってる（入館はその30分前まで）とかいうんでひょっとしたら見れるかもーといったんそっちに気分が振れたらもういても立ってもいられなくなって千葉のほうから京成で上野着17時15分で大雨がいちばんピークの土砂降りの中を博物館前駅を閉鎖した京成を呪いながら走りに走ってなんとか閉館ギリギリに駆け込んで荷物ロッカーに放り込んでエスカレーターかけあがって展示図であたりをつけて蕭白コーナーに直行したらいたんだよそこに群仙が！笑っちゃった。そいで気がついたのは右隻はみんな怖い顔してるのな。んで左隻は笑ってる。雨の中駆けてきてヘトヘトなところに順路どおりだと右隻が先に目に入るから「あれー？なんか拒否られてるー」って感じだけど左隻見たら和んできた。左が和みと右が騒然なんだな。あと8人の仙人がそれぞれ2人組で対になってる。構図も構成も色彩も対が対になって対になってる。面白い。

とにかく閉館ギリギリに駆け込んで三十分しか時間がなかったので右隻しかちゃんと見れなかったけど、すごいよかった。いくら見ても見飽きない。見れば見るほど見るべき場所が出てくる。見ればみるほど新しい色彩が浮かび上がってくる。鉄拐の額から鼻の頭にかけてがやばい。鉄拐の左右に散らされた赤のサイケデリック具合がやばい。
次はいつ見れるのかわかんないけど左隻をしっかり見たいなー