Facebookの過去ログより。5年前、2012年。
「たらシェア」系のFbページがイヤなのはなぜか?
画像掲示板とかに無断転載されてるのはなんとも思わないけど、FbでシェアされたりTwでRTされたり、ましてやFbページでまとまってやられるとなんでこう嫌悪感があるのか?
自分の場合は、おそらく「メディア感」が強くなるからなんじゃないか。
「無断転載はしない」とかって、媒体として発信していく上でのいちおう最低限の不文律じゃないですか。ソーシャル系のサービスって、掲示板よりキュレーションメディアな感じがあるし、ましてやFbページで運営するっていうならそのあたりキッチリせんとあかんのちゃうのん、とおもう。目的のためならどんな手法を取ってもいいってわけじゃないよね
- ホムペの昔からあるウェブ拍手のおねがいとか、アフィブログの「面白かったらポチ(ランキングのボタン)」あたりからの伝統はありそう
- ソーシャルがそれらと違うのは、シェアされる画像や文章やサイト(ページ)名のなかに「(○○だったら)シェアしてください」という文言そのものが含まれる再帰構造になっていて、不幸の手紙やチェーンメールと同じように無限依頼を誘発すること
- 友達にシェアをお願いするということはふつうにある。でも、何かシェアしただけで自動的に「シェアしてください」というお願いまでいっしょにしてることになる、というのはどうなのか
今からみると何のことかわかりにくいが、2012年ごろ「笑ったらシェア」とか「感動したらシェア」というFacebookページがたくさんできて、いろんなところから拾ってきたネタをまるまる転載して人を集めていた。その後に登場する「バイラルメディア」に先んじていたといえる。
ずっと「人の褌で相撲を取る」サイトが延々とあって、その歴史みたいなものを考えるとおもしろいのかなあとおもった。
おまけ
こんなひどいことがありました、みたいなnaverまとめの記事で、おーこれひどい、どう決着付けたんだろう? って読み進めると決着まだついてなくて、後半が「ひどいですねー」っていうTwitterのRTがひたすら貼ってあるみたいな構成。もう見飽きたからBANしてほしい