in between days

表参道で働くシニアのブログ

原稿が集まり始めました

mohri2004-05-10


GWも明け、原稿がポツポツと届き始めました。編集がいくら能書きを垂れても、著者のみんなさんに書いてもらわないと何にも始まらないわけです。順調に頭から順に上がっていっています。この調子でお願いいたします。

はてなネタ出し

ところで、この企画*1を思い立ってからズーッと考え続けていることがあるのですが、はてなには活字を生業にしている方が多数いらっしゃいます。職業ライターや職業編集者のみならず、ミニコミを発行していた/いる方や、雑誌に定期/不定期に寄稿されている方、それ以外でも××百選などを読むにつけ、オレなんかは穴があったら入りたくなるような上手な文章をたくさん目にします。まあ三万人もダイアリーをつけてるんだから、文才のあるひとはそれなりにいるのは当然ですが、なんとなく他のブログ/日記ポータルよりも「文章を他人に読ませる」ことに意識的な方が多いような印象があります。

そういった文章書きなダイアラーのみなさんにも、本書に何か書いていただけないかなあ、ということを考えているわけです。きっと、はてなについての本が出るんだったらオレも何か書きたいよー、と思ってる方はいらっしゃると思いますし、というかオレが担当編集で自分で企画してるんじゃなかったら、きっと「オレにも書かせろ!」って思っただろうし。

それプラス、「書かせろ」だけじゃなく「読ませろ」って欲求もあると思うんですよね。あのカリスマはてなダイアラーに原稿を頼まないとは不届き千万、つーか読みたいですよ〜みたいな。そういうダイアリー内の欲求を上手く掬い上げていく手立てはないものか〜? と考えたりしてるわけです。

まずひとつ思い立ったのが、はてなの場合は「はてなダイアリークラブ」という面白い仕組みがせっかくあるんだから、これを利用しない手はないぜってこと。例えば「はてなネタ出し」なんてクラブを立ち上げて、あとは書きたいダイアラーのひとが勝手にネタを出していく、というやり方なんか面白いんじゃないかな。でも、そんなに自由にネタ出されたりしても採用できるかどうかわからないところが問題。何かいい落としどころはないかと思案中なのです。

もうひとつ思いついたのは、これは絶対そうしようと思ってるんだけど、原稿料を「はてなポイント」で支払うってこと。ダイアラーの方に何か書いてもらうとしても、それぞれはコラム程度の短い原稿になるだろうから、きっと原稿料も小額になるだろう。例えば数千円を銀行口座に振り込まれても嬉しさはそれなりだけど、数千ポイントを送信されたらかなり使いでがありそうで、すごく嬉しいかも。なんて考えてるわけです。

という感じの「はてなネタ出し」。ぜひ実現したいと考えております。ちなみに写真は四月に撮った近所の公園の桜。本文とは関係ありません。

*1:『はてなの本』