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表参道で働くシニアのブログ

今日の気になる本 - 『わかりやすい一表式誤字俗字・正字一覧―戸籍の氏又は名の記載・記録に用いる文字』

異体字な名字の方と仕事することが昨年から何度があって、そういう「同じ意味や使われ方なんだけど違う形の漢字」をまとめた資料ってないかなあとおもってたら、Amazonで「民法・民事法」なんてジャンルに分類されるところにたくさんあった。

わかりやすい一表式 誤字俗字・正字一覧

わかりやすい一表式 誤字俗字・正字一覧

コレはモノカキとかあとモノズキとかのひと向けじゃなくって、行政のひと向けのマジメな本だよね。役場で戸籍とか住民票とか担当してる人が窓口で困らないようにするための本。事件は現場で起きるってことなんだろうなあ。もうちょっと読み物っぽいのも見たいなあ。新書でありそうな気がする。

戸籍統一文字なんてのもあるのか(;´Д`)

誤字が正しい漢字

面白いと思ったのは、戸籍に登録されている名字のなかで「誤字」とされてるものがあるってこと。戸籍に書かれている文字が正しい名字とされるから、明らかに誤字なんだけどそれが正しいってことになっちゃう。誤字だから直していいよねえ、ってならなくて、戸籍に書いてある形が漢字辞典的な正しさに優先するというなんかこう価値観の倒錯のようなものを感じるなあ。

“私の名字は正しく書くと「××」の旧字です”とか“異体です”とか“俗字”ってのならまあわかるけど、“私の正しい名字は「××」の誤字です”、ってことになるともうなんだかわからない。これは正しいのか間違ってるのかどっちなんだろうか。正しいのが間違っていて、間違ってるのが正しい。正しいが間違いで、間違いが正しい。ああややこしや〜

NHK 「にほんごであそぼ」 ややこしや編

NHK 「にほんごであそぼ」 ややこしや編

野村萬斎 世田谷パブリックシアター芸術監督就任記念公演「まちがいの狂言」 [DVD]

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ところでなだぎ武の「ややこしや〜」はすごい面白いんだけど、よく見ると別にそれほど野村萬斎の狂言には似てないんじゃね、とおもうのはわたしだけだろうか。