新聞を見てたら目黒川河口と天王洲運河をつなぐ水門にくじらの絵が大きく描かれているフォトレポートの記事が出ていて、面白そうだったのでGWの行楽として見に行ってきました。東京都港湾局などが行っている運河ルネッサンス活動の一環として昨年度末に水門が塗り替えられたそうで、3月30日に完成したばかりで「しながわ鯨」と名づけられているそうです。
- 目黒川水門絵柄完成記念式 - 品川区
- 目黒川水門塗替 応募作品から図柄を決定 - 東京都
場所は「天王洲アイル」の近くということでりんかい線で行ったのですが、駅を出て、JALの向かいにある「天王洲公園」(野球場が2面もある)から見ることができました。
くじらー。けっこう大きくて見てて気持ちがいいです。
すべり台もくじらー。徹底してます。このすべり台はすごく楽しそう。近所の?お子さんが遊んでました。
天王洲公園は人も多からず少なからずでのんびりとした雰囲気の親水公園で、天気もよくてピクニック気分で楽しめました。写真をきれいに撮りたいひとは運河をわたって水門の正面に回るとよいかもしれません。朝日か夕暮れだと雰囲気が出るかも。
場所はこのあたりです。
由来の看板もありましたが、なぜ品川でクジラかというと、江戸時代の寛政10年(1798年)5月1日に品川沖にクジラが迷い込んだことにちなんでいるそうです。近くの利田(かがた)神社の境内にはそのクジラの頭部の骨を供養した「鯨塚」があり、品川の歴史上の出来事としてよく知られているようです。品川区の小学生は社会科の時間に習うんでしょうか。それにしても5月1日とは時期的にピッタリですね*1
帰りは東京モノレールで羽田空港に寄り道しましたが、晴れた日の東京湾岸はほんとうに気持ちいいですね。
*1:正確には旧暦寛政10年5月1日を西暦に換算すると6月14日らしいですけどw