読んだ - 自分探しが止まらない／速水健朗

自分探しが止まらない (SB新書)

私も会社を止めて「自分探し」の真っ最中ですが、この本にはとても良いバイブを感じました。私は間違いなく何かに生かされている。世界人類のパワーの源がこの本の1ページ1ページの奥底に“見える”のです。この奇跡感覚をどう表現すればよいのでしょう？ あなたもぜひこの本を読むべきです。そしてぜひ私たちの“仲間”になりましょう！ すばらしい読書体験をありがとう。感動をありがとう！ 水は知っている！ ラブ＆ピース！ 世界はそれを愛と呼ぶんだぜ！

というくらい「ほんとうの自分」に会える一冊です！

嘘です。いやある意味では本当です。
ライフハックから外こもりまですんごい幅の「自分探し」がいったいどこにルーツがあって、ポジティブシンキングやニューエイジ思想の出処がどこでどう日本で広まっているのか、を明らかにする一冊。こじんてきには「ライフハック」が自己啓発の一種だという指摘にはなるほど感ありまくり。あの成功術大好き系ブログで多用されている「気づき」という用語のなんやしらんゾッとしない気持ち悪さの源泉はそこかというｗ てゆかまあそれほどまでに「自分探し」は世間に蔓延している、というよりも遍在している。終わりなき「自分探し」を生きろ。ということか（←勝手なまとめ
ところで本書のターゲットにはなってないけど、究極の「自分探し」は出産・育児・子育て・教育の分野にあるんじゃないかとおもってるんだけど、最近の傾向として、男性向けビジネス誌が団塊ジュニア向けに出してる子育て雑誌はヤバいとおもいます。

文化系ママさんダイアリー 第十八回 モヤモヤ育児雑誌クルーズ（1）「プレジデントファミリー」