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表参道で働くシニアのブログ

東京藝術大学大学美術館で藝「大」コレクションを見てきた

  • 東京藝術大学大学美術館で藝「大」コレクションを見てきた
  • 1時間で十分かとおもったけど意外にも時間が足らなくて、卒業制作とか作家の学生時代の自画像などはほとんど見れなかった
  • 作品一覧をあらためてみたら重文だらけで、そりゃまあそうかというかんじ
  • 高橋由一「鮭」を見たことなかったので見に行くかという動機だったけど、意外と感慨がなにもなく、洋画では原田直次郎「靴屋の親爺」が印象に残った
  • おもに尾形光琳「槇楓図屏風」曾我蕭白「柳下鬼女図屏風」を時間をかけてみた
  • 日本画では、橋本雅邦「白雲紅樹」が画面に広がりのある山水画でよかった
  • 帰りに見た両大師橋からの上野駅でホームが二階建てになっている様子がよかった

近代日本画というものがやっぱりよくわからないなくて、日本画の伝統に西洋の写実や空間表現を取り入れたものといわれるけど、それがつまり画材だけを岩絵具に変えたルネッサンスのパクリであったり印象派のマネであったりといったものに始終しているのではないかという印象があり、日本画特有の世界観、精神性とはなんだろう? ということがわかってないからかもしれない。ほかの近代日本画はやっぱりよくわからなかった。