in between days

表参道で働くシニアのブログ

世界はそれをヲタと呼ぶんだぜ!

深夜枠でもないのにドラマのオープニングがDAICO4パロで、エンディングがサンボマスターっていう偏ってるんだか順当なんだかわけのわかんなさはすごいなあ。なんかテレビが「マス」メディアだってことをハナっから放棄しちゃったみたい。

テレビって「お茶の間のみなさん」にお届けする「子どもからお年寄りまで」楽しめる国民的娯楽、って建て前だったけども、もちろんそんなものは崩れてて、というのは80年代くらいまではテレビでやってることは全国民が知ってるというか、国民的美少女はほんとに全国民が可愛いい!といっていいくらいに国全体の興味がひとつ方向を向いてたけど、そのうち全国民の興味の「最大公約数」がどんどん重ならなくなって小さく小さくなっちゃった。それならというので「子ども向け」とか「F1層」というふうに性別と年齢でメインターゲットを絞ってマーケティングするようになってたけど、なんかそれそれすら崩れちゃってて、ひと昔まえなら流行の先端を捕まえておけば、やがてそれがどんどん広がってある一定層の視聴者とか場合によっては全国民まで相手にすることができたけど、いまや流行を追ってもほんのちょっとしたところで局所的に大ブレイクして終わりみたいになってるから、テレビみたいに「マス」を相手にしないといけないことが義務づけられているひとは本当にたいへんなんで、たまたま「2ちゃんねる」発の「オタク」ドラマっていう無茶やっても許されそうなネタがあったからヤケクソになってやっちゃったんだなー、と思った。

ちなみにドラマ自体の感想は、キーワードの「電車男」を含む日記はたくさんありすぎるので、このあたりから回ったほうが偏った言及が拾えてオモロイ。

とくに「チビノリダー」の言及数の統計グラフがオモシロすぎる。

DAICONにいたっては急浮上過ぎて集計できてない。